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    <title>そこ、つっこみ処ですから</title>
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    <updated>2012-01-22T15:57:23Z</updated>
    <subtitle>常にマイナーでありたいと思う今日この頃</subtitle>
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    <title>野田政権の外交</title>
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    <published>2012-01-21T14:17:00Z</published>
    <updated>2012-01-22T15:57:23Z</updated>

    <summary>「米議員、イラン原油１８％削減を　輸入国の制裁回避へ基準　2012/01/20 ...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="中東" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="国家戦略" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[<p>「米議員、イラン原油１８％削減を　輸入国の制裁回避へ基準　2012/01/20 10:57」４７ＮＥＷＳ<br />
<a href="http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012001001430.html">http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012001001430.html</a><br />
「日本や韓国、欧州諸国などイラン産原油輸入国を対象とした米国独自の制裁法をめぐり、法案起草の中心となったカーク上院議員（共和党）とメネンデス上院議員（民主党）は１９日、ガイトナー財務長官に書簡を送り、制裁実施を回避する条件として、イラン産原油の輸入を<font color="yellow">価格ベース</font>で<font color="yellow">年間１８％以上削減</font>することを基準とするよう提案した。」</p>

<p>１８％の根拠が不明だし、妥当なのか分からないけれど、アメリカが妥協し始めている感じがする。</p>

<p>しかし、価格ベースで年１８％で良いなら、もっと有効な経済制裁手段がある。<br />
原油価格相場を下落させれば良い（オイｗ</p>

<p>「世界経済のネタ帳」から、グラフを拝借してみる。<br />
<a href="http://ecodb.net/">http://ecodb.net/</a><br />
<a href="http://ecodb.net/exec/trans_pcp.php?t=USD&c1=poilwti&c2=&c3=&c4=&c5=&c6=&ym=year&s=1980&e=2011" target="_blank"><img src="//chart.googleapis.com/chart?cht=lc&chs=500x250&chtt=%E5%8E%9F%E6%B2%B9%E4%BE%A1%E6%A0%BC%EF%BC%88WTI%EF%BC%89%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB%EF%BC%88%E5%B9%B4%E6%AC%A1%EF%BC%9A1980%EF%BD%9E2011%E5%B9%B4%EF%BC%89%7C%E5%8D%98%E4%BD%8D%EF%BC%9AUS%E3%83%89%E3%83%AB%2F%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%AB&chxt=x%2Cy&chxl=0%3A%7C80%7C81%7C82%7C83%7C84%7C85%7C86%7C87%7C88%7C89%7C90%7C91%7C92%7C93%7C94%7C95%7C96%7C97%7C98%7C99%7C00%7C01%7C02%7C03%7C04%7C05%7C06%7C07%7C08%7C09%7C10%7C11&chdlp=b&chdl=%E5%8E%9F%E6%B2%B9%E4%BE%A1%E6%A0%BC%EF%BC%88WTI%EF%BC%89&chco=3399CC&chxr=1%2C11.31%2C98.61&chd=e%3AS0RXPKNELZLoDeEXDtHMLvGAF8CWESFqKTFHAAKyMhF3NSPQXZjQlJ6qWFuT5G.." style="border:0;width:500px;height:250px;" alt="[世] 原油価格（WTI）の推移（年次：1980～2011年）" /></a></p>

<p>イランの原油輸出額は、当然に原油価格と連動している。</p>

<p><a href="http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?d=TXGO&s=1980&e=2011&c1=IR" target="_blank"><img src="//chart.googleapis.com/chart?cht=lc&chs=500x250&chtt=%E5%8E%9F%E6%B2%B9%E8%BC%B8%E5%87%BA%E9%A1%8D%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB(1980%EF%BD%9E2011%E5%B9%B4)%7C%E5%8D%98%E4%BD%8D%EF%BC%9A10%E5%84%84%20US%E3%83%89%E3%83%AB&chxt=x%2Cy&chxl=0%3A%7C80%7C81%7C82%7C83%7C84%7C85%7C86%7C87%7C88%7C89%7C90%7C91%7C92%7C93%7C94%7C95%7C96%7C97%7C98%7C99%7C00%7C01%7C02%7C03%7C04%7C05%7C06%7C07%7C08%7C09%7C10%7C11&chdlp=b&chdl=%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3&chco=3399CC&chxr=1%2C6.26%2C98.31&chd=e%3ADxDoJqKWHRFLAADJCZEBIKGxHYFnFzGJJCGZCjHhMhJFLnOqUhhDmw0W07pq0C.." style="border:0;width:500px;height:250px;" alt="[世] イランの原油輸出額の推移(1980～2011年)" /></a></p>

<p>アメリカのお陰で、イランの原油輸出額が上昇したとも言える。<br />
２００３年：<a href="http://sekiyu.permanency-j.com/2007/11/post.html">アメリカがイラクに侵攻</a><br />
２００７年：<a href="http://sekiyu.permanency-j.com/2007/10/post_5.html">アメリカでサブプライムローン問題</a><br />
２００８年の終わりから一時的に下落したのは、リーマンショックによるものだけど、世界が不安定になればなるほど、結果的には資源に金が集まる。</p>

<p>日本は今まで、過去５年でイランからの輸入量を４割削減したのに、全くの焼け石に水だったわけだ。誰のせいとは言わないけど。<br />
（つまり今回、「<font color="yellow">価格ベース</font>」ということは、今後更に原油価格が高騰すると、輸入<font color="red">量</font>としては日本が何割削減しても追いつかない可能性がある。）</p>

<p>今回だって、結果としてイランの原油輸出額が上昇する可能性はある。輸出量が減っても、価格が上昇するのだから、産油国にはむしろ有り難いか（苦笑）</p>

<p>アメリカは、イランに利する投機マネーによる原油価格高騰こそ、規制すべきだ。<br />
それなら、世界が歓迎するかもよ（笑）<br />
（価格が年１８％以上下落すれば、どの国も輸入量を減らす必要はないｗ）</p>

<p><br />
ところで、一連のアメリカからの圧力に対して、昨年末からの野田政権の対応は、ちょっと面白いと感じている。</p>

<p>「イラン制裁、例外要請＝玄葉外相「経済に打撃」－米に懸念伝達」（時事ドットコム：2011/12/20-10:23）<br />
<a href="http://www.jiji.com/jc/zc?k=201112/2011122000224">http://www.jiji.com/jc/zc?k=201112/2011122000224</a><br />
玄葉外相は、「クリントン米国務長官との会談で、対イラン制裁を強めるためイラン中央銀行と取引がある外国金融機関に制裁を科す法律が近く米国で成立することに関し、「イランからの原油輸入が停止すれば、日本経済、世界経済全体に打撃となる恐れがある」と懸念を伝え、日本の原油調達に悪影響が出ないよう邦銀への適用除外を要請した。」</p>

<p>イランは、日本がアメリカの政策に反発したことを喜んだ。<br />
「日本、対イラン制裁について米に警告」<br />
<a href="http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23706%3A2011-12-17-09-37-04&catid=17%3A2010-09-21-04-36-53&Itemid=116#.Tu8aTwDOeDM.facebook">http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23706%3A2011-12-17-09-37-04&catid=17%3A2010-09-21-04-36-53&Itemid=116#.Tu8aTwDOeDM.facebook</a><br />
「日本、イラン産原油の輸入を継続」<br />
<a href="http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23814:2011-12-20-13-13-57&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116">http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23814:2011-12-20-13-13-57&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116</a><br />
「なぜ日本はイラン産原油への制裁を実施出来ないのか？ 」<br />
<a href="http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23919:2011-12-23-12-31-47&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116">http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23919:2011-12-23-12-31-47&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116</a></p>

<p>しかも、日本だけじゃない。<br />
「韓国、イランからの石油輸入増加」2012年 1月 04日(水曜日) 18:11<br />
<a href="http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=24258:2012-01-04-13-49-42&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116">http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=24258:2012-01-04-13-49-42&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116</a><br />
「韓国の政府筋が、「わが国の精油所は、原油購買契約の延長により、今年は、２０１１年よりも日量１万バレル多い原油を、イランから輸入することになる」と表明しました。」</p>

<p>増やすのは流石に<font color="yellow">ウソ～ン</font>って感じだけど、韓国もアメリカに抵抗しているのは事実だ。<br />
日本と韓国は、多少は足並みをそろえて抵抗しているのかもしれない。</p>

<p>以前は、アメリカがノーと言えばアザデガン油田の権益放棄して終わりだったのだから、ちょっと感慨深い。<br />
<a href="http://maruko.to/2009/08/post-61.html">http://maruko.to/2009/08/post-61.html</a></p>

<p><br />
そして、時期を同じくして、ロシアとの関係が急速に親密になってる。<br />
<a href="http://japanese.ruvr.ru/2011/12/02/61374173.html">http://japanese.ruvr.ru/2011/12/02/61374173.html</a><br />
<a href="http://japanese.ruvr.ru/2011/12/06/61644216.html">http://japanese.ruvr.ru/2011/12/06/61644216.html</a><br />
<a href="http://japanese.ruvr.ru/2011/12/15/62301545.html">http://japanese.ruvr.ru/2011/12/15/62301545.html</a></p>

<p><a href="http://japanese.ruvr.ru/2011/12/06/61673509.html">鈴木宗男が仮釈放</a>で出てきたのは、ただの偶然か？ｗ</p>

<p>この流れの中で、「プーチン首相　日本との間で大規模鉄道プロジェクトを検討中」<br />
<a href="http://japanese.ruvr.ru/2011/12/15/62302901.html">http://japanese.ruvr.ru/2011/12/15/62302901.html</a><br />
こんな話も出てきた。ロシア、前のめり過ぎｗｗ</p>

<p>更に、対中貿易で、米ドルを経由しない、元と円の直接決済の話も年末に出た。<br />
<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0104&f=column_0104_002.shtml">http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0104&f=column_0104_002.shtml</a></p>

<p>アメリカの顔色うかがってたら、こんなの中国から提案されたって、すんなり前向きに検討なんて難しい。まあ、本気かどうか関係なくて、アメリカ外しの動きを見せることが面白い。（ちなみに、イランとの原油取引は、２００７年にイランからの要請で米ドルから円建て決済に各社移行しており、イランは円高の恩恵も受けている。）</p>

<p>で、今年に入っても、ロシアは積極的。<br />
「マトヴィエンコ議長の日本訪問　議連発展に向けて　12.01.2012, 13:31」<br />
<a href="http://japanese.ruvr.ru/2012/01/12/63714248.html">http://japanese.ruvr.ru/2012/01/12/63714248.html</a></p>

<p>そこで、ラブロフ外相の来日を目前に、あえてとった玄葉外相の行動がこれ。</p>

<p>玄葉外相　北方領土を洋上視察（01/14 15:25）北海道新聞<br />
<a href="http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/343415.html">http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/343415.html</a><br />
「玄葉光一郎外相は１４日午前、根室管内羅臼町の羅臼港から海上保安庁の巡視船「かりば」に乗り、北方領土の国後島などを洋上視察した。」</p>

<p>急接近しつつ、簡単に妥協しない姿勢を示し、ロシアにも揺さぶりをかけているわけだ。<br />
その結果か知らんけど</p>

<p><a href="http://japanese.ruvr.ru/2012/01/18/64119657.html">http://japanese.ruvr.ru/2012/01/18/64119657.html</a><br />
「<font color="yellow">ロシアは日本のパートナーとなることを望んでおり</font>、地域問題や軍事政治問題などの国際問題に共通のアプローチをとっていくことを期待している。」</p>

<p>こんなのが「ロシアの声」で読めるとは面白いｗ<br />
是非、イラン問題では行動を共にしたいですな。</p>

<p><br />
アメリカも流石に、日本が抵抗していることが分かってるので、ガイトナー財務長官を送り込んできた。<br />
<a href="http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LXNY3K0YHQ0X01.html">http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LXNY3K0YHQ0X01.html</a><br />
「安住淳財務相とガイトナー米財務長官は12日午前、財務省内で会談し、日本の原油輸入の10％を占めるイラン産原油についてシェアを削減することで一致した。日本側が米側の要請を踏まえ、計画的削減に応じる考えを表明した。」</p>

<p>これを聞いたとき、ありゃりゃと思ったのだけど、官房長官が即効で否定（笑）</p>

<p>「イラン原油対応 引き続き検討　1月12日 20時47分」<br />
<a href="http://megalodon.jp/2012-0113-0121-24/www3.nhk.or.jp/news/html/20120112/t10015228101000.html">http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120112/t10015228101000.html</a>（魚拓にリンク）<br />
「藤村官房長官は記者会見で、核開発を進めるイランに対し原油などの輸出入を事実上できなくするアメリカの制裁措置に関連して、安住財務大臣が表明した日本への原油輸入量を段階的に減らしていく方針は意見の１つであり、引き続き政府内で対応を検討していく考えを示しました。」</p>

<p>更に加えて首相も否定（爆笑）</p>

<p>「イラン制裁：野田首相「原油輸入減は財務相の個人的表明」　2012年1月13日 20時7分　更新：1月14日 1時6分」<br />
<a href="http://mainichi.jp/select/today/news/20120114k0000m010050000c.html">http://mainichi.jp/select/today/news/20120114k0000m010050000c.html</a><br />
「野田佳彦首相は１３日の記者会見で、核開発を続けるイランへの制裁を巡り、安住淳財務相が１２日のガイトナー米財務長官との会談で「（原油輸入量を）早い段階で計画的に減らす」と表明したことについて「これまでの経緯と見通しを個人的に話されたと思う」と述べた。」</p>

<p>そもそも、ガイトナーが来るのに枝野経産相が不在で、安住財務相に代役で対応させるとか、そんな扱いをアメリカ様にするなんて、のっけから面白い。<br />
「安住氏「イラン原油輸入を削減」　日米財務相会談    2012/1/12 10:57 (2012/1/12 13:57更新) 」<br />
<a href="http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E0E2E2958DE3E0E2E3E0E2E3E09F9FE2E2E2E2">http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E0E2E2958DE3E0E2E3E0E2E3E09F9FE2E2E2E2</a><br />
「今回のガイトナー長官の訪日にあたっては、枝野幸男経済産業相らが不在であるため、経済閣僚を代表して安住財務相が会談に臨んだ。会談内容を共同声明として文章化することは見送った。」</p>

<p>日本の国益を考えるなら、これを閣内不一致とか攻撃してはいけない。<br />
　代役対応　－＞　共同声明の文書化を見送り　－＞　直後に訂正<br />
仮に政権が素人だからだろうとKYだからだろうと、この場合、究極の先延ばし外交は結果オーライだ。</p>

<p>なかなか世界が積極的に賛同しないので、イスラエルは、業を煮やしている。<br />
「イスラエル首相 一層の制裁強化を　1月17日 9時36分」<br />
<a href="http://megalodon.jp/2012-0122-0135-56/www3.nhk.or.jp/news/html/20120117/k10015320401000.html">http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120117/k10015320401000.html</a>（魚拓にリンク）<br />
「核開発を進めるイランに対して欧米諸国が制裁を強めようとするなかで、イランと敵対するイスラエルのネタニヤフ首相は、今の制裁措置でも十分ではないとして一層の強化を国際社会に求めました。」</p>

<p><br />
で、本当に驚いたのがこれ。</p>

<p>「イラン制裁の日米実務者協議、邦銀の制裁回避条件は結論持ち越し　2012年 01月 19日 18:04 JST」<br />
<a href="http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80I04P20120119">http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80I04P20120119</a><br />
「グレーザー次官補は協議終了後、記者団に対し「今後も協議は継続する」と答えたのみで、協議内容についてのコメントを控えた。邦銀への制裁を回避するために必要な原油輸入の削減幅などの詳細については、来週以降に引き続き協議する見通し。」<br />
「外務省によると１８日と１９日の２日にわたりのべ４時間弱協議。日本側は原発稼働停止で火力発電への依存度が高まっており原油調達を簡単に削減しにくい日本の状況や、イラン産原油の輸入量を過去５年間で４割削減した実績などを説明。イラン中央銀行と取引を持つ金融機関に対して米金融機関とのドル取引を禁じる米国のイラン制裁法で、邦銀に対して例外規定を適用するよう要請した。」</p>

<p>「親日国・イラン制裁で官民異論百出、日米協議は結論持ち越しへ　2012年 01月 19日 21:20 JST」<br />
<a href="http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTJE80I00020120119">http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTJE80I00020120119</a><br />
「１８、１９日の２日間にわたり都内で開かれていたイラン制裁をめぐる日米政府の実務者協議は、焦点となっていた日本の原油輸入削減幅や邦銀制裁の回避の是非について具体的な結論を出さず持ち越した形となった。」<br />
「イラン制裁については中国、ロシアのみならずトルコも反発を表明。米制裁法の発動でイランが対抗措置としてホルムズ海峡を封鎖すれば、原油価格が急騰しかねず、米国が強硬措置を取りにくい可能性もあるなかで、日本として微妙なかじ取りを迫られそうだ。」</p>

<p><br />
圧力に屈せず結論を出さなかったのは、正直吃驚。<br />
中国が制裁に反対している以上、日本がイランから原油輸入を大幅に減らせば、その分を中国が安値で買い叩けるようになるだけで、アザデガン油田の屈辱を繰り返すことになる。どう考えても、結論先延ばしが正解なんで、本当にこの粘り腰は評価されるべきだ。</p>

<p>そして、この流れで、冒頭のアメリカの１８％という数字が出てくる。<br />
野田政権は、内政は最悪な感じがするが、外交はなかなか興味深い。</p>

<p>そういや、こんな話もあったしね。<br />
「資源輸入：国を特定、集中交渉する新戦略...政府指針案　2012年1月5日 15時0分」<br />
<a href="http://mainichi.jp/select/today/news/20120105k0000e020164000c.html">http://mainichi.jp/select/today/news/20120105k0000e020164000c.html</a><br />
「政府が今後５年間の資源、エネルギーの安定調達の指針として４月に初めてまとめる「資源獲得戦略」の原案が明らかになった。産業ごとに必要な資源の種類や量を精査した上で、集中的に働きかける国を特定。首脳や閣僚の交流と、民間の技術協力との連動で、権益確保を図る。自動車など資源を使う側の民間企業が、積極的に権益確保に関与する必要性も明記した。ただ、戦略実現には世界の資源争奪戦を勝ち抜く交渉力が必要で、日本外交の実力が問われることになる。」</p>

<p>単なる偶然ではなさそうだ。<br />
（でも、支持するかどうかはまた別の話だけど（自爆））</p>

<p>■蛇足<br />
ところが、産経が書くとこうなる。<br />
「イラン制裁、戦略なき日本　外務省、対話重視で米と溝」<br />
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120119-00000085-san-pol">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120119-00000085-san-pol</a><br />
「米側は対日不信をさらに深めたに違いない。」<br />
「日本側から色よい返事は得られなかったとみられ、グレーザー氏は記者団に「日本が適切な措置を取ると確信している」と不満そうな表情を浮かべた。」<br />
「これで米側が納得するはずもない。」<br />
「米国はイラン制裁の足並みがそろわないことにいら立ちを募らせる。」</p>

<p>アメリカ様の顔色うかがい過ぎｗｗｗ<br />
どこの国の国益を考えると、こういう記事が書けるのかね？</p>

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    <title>Be Happy New Year</title>
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    <published>2011-12-31T23:40:14Z</published>
    <updated>2012-01-01T01:48:58Z</updated>

    <summary> 昨年は、世界的にはビン・ラディン、カダフィー、スティーブ・ジョブズ、金正日と、...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://maruko.to/assets_c/2012/01/2012web-45.html" onclick="window.open('http://maruko.to/assets_c/2012/01/2012web-45.html','popup','width=1074,height=716,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://maruko.to/assets_c/2012/01/2012web-thumb-520x346-45.jpg" width="520" height="346" alt="2012web.jpg" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span></p>

<p>昨年は、世界的にはビン・ラディン、カダフィー、スティーブ・ジョブズ、金正日と、テロリストや独裁者が立て続けに消え去りました。エジプトも大変だなぁとか。しかし、そんなことすらどうでも良いと思える激震の一年でした。</p>

<p>日本が最悪を迎え、神話は神話でしかなかったと、ある種の洗脳を解かれてしまいました。とっとと昨年と決別し、今年は平穏なタイムラインが描かれると良いのですが。（まあ、そうは問屋が卸さないでしょうが．．．）</p>

<p>もちろん、決別とはいえ、昨年のことは忘れちゃいけない。<br />
忘れられない。忘れてたまるかー！</p>

<p>ということで、今年は被災地のことを念頭に置きつつ、平穏な一年となることを願ってます。</p>

<p>＞蛇足<br />
なお、昨年は某受験を回避したので、今年が２回目の予定です。</p>

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    <title>東京都が大株主であることの弊害</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://maruko.to/2011/12/post-125.html" />
    <id>tag:maruko.to,2011://1.142</id>

    <published>2011-12-26T14:33:50Z</published>
    <updated>2012-01-27T07:29:36Z</updated>

    <summary>Foresightのフォーラムに、「東京電力の料金値上げについて、皆さんはどう思...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="政治" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="東日本大震災" label="東日本大震災" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>Foresightのフォーラムに、「東京電力の料金値上げについて、皆さんはどう思われますか？」というテーマが上がった。<br />
<a href="http://www.fsight.jp/forum/11069">http://www.fsight.jp/forum/11069</a><br />
コメントしたことを、色々手直しして以下に書いておく。<br />
<font color="red">＞注意：</font>１月２６日に東京都の動きがあったので、本文下の追記参照のこと。<br />
-----<br />
東電は、電気料金値上げを企業の権利と言ったそうだが、権利を主張するなら、その前に義務を果たすべきだろう。無責任なままの現状で、よくも権利を主張できるものだと驚く。</p>

<p>そもそも、値上げに直ぐさま反対表明すべきは、都民の生活を守るべき東京都。<br />
しかし、東電の大株主で、震災後の株価下落で大損失（震災前、軽く２１００円以上だった株価は、現在その十分の一に下落。東京都は４２,６７６千株保有してるから．．．ギャー！！）を出している東京都にとって、電気料金値上げは株価上昇要因。<br />
これは、都民（というより一都七県の利用者）と東京都の利益が相反している。</p>

<p>震災後、大株主なのに東電の経営者責任を問う発言を控えてきた東京都は、最近になって発送電分離を大阪と共に株主提案すると話題になったが、その目的が大阪とは違う。</p>

<p>東京都が発送電分離を求めるのは、まずは猪瀬副都知事が作りたがっている天然ガス火力発電所のためであり、これは同時に、東電が値上げすればするほど、天然ガス火力発電所建設の必要性を主張し易くなるという関係にある。（そもそも、地震・津波が来たら一発でアウトな臨海部に、天然ガス火力発電所を建設することに躊躇しない理由が不明だが、とりあえずここでは置いておく。）</p>

<p>橋下氏が、発送電分離で電力業界への新規参入を促し、最終的には原発依存度を下げる「脱原発」を目指しており、関西電力と対決しようとしているのとは、東京都のスタンスは全く異なる。</p>

<p>その点を質問されると、猪瀬氏は<br />
<a href="http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE7BJ00D20111220?sp=true">http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE7BJ00D20111220?sp=true</a><br />
<font color="yellow">「脱原発は言う、言わないの問題ではなく、どうやって（福島原発などを）廃炉にしていくかという国民的な課題だ」</font>と<font color="red">逃げてしまう</font>。東京都は、脱原発と言って東電の不利益に世論を導くつもりが、全くないということだろう。いつも都知事など、東京は日本のダイナモとか言っているのに、こういう場合だけ「国民的な課題」と主導権を放棄するのは、都合が良すぎる。いつもの論調なら、「国民的な課題」だからこそ、東京都がリーダーシップ発揮すべきなのでは？</p>

<p>まあ、元々都知事が原発推進なのだから、ここで消極的なのは当然ではある。副都知事も、震災直後、危機感がない政府の代わりに大株主の東京都が東電を主導しないのかと問われ、「地域の共同性を再構築する機会」だからと、「いま考えるべきことではない」答えていたくらい消極的だ。（<a href="http://megalodon.jp/2011-0402-2343-06/www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110401/dms1104011624020-n1.htm">魚拓</a>）<br />
加えて、脱原発でこれ以上株価が下落しては、大株主の東京都にとって耐え難いということかもしれない。</p>

<p>本来は、合わせて東京都が大株主として将来の脱原発を主張し、いずれは柏崎刈羽原発の定期点検後の再稼動等にも反対する世論を形成すれば、電力供給が更に確実に減少するので、天然ガス火力発電所に民間の参入を呼び込むにはもってこいだ。しかし、脱原発は言わないのに、「<a href="http://gendai.ismedia.jp/articles/-/25038?page=3">間違いなく収益を上げる</a>」と猪瀬氏に勧誘されたところで、マルチではあるまいし、将来供給不足になるかすら不確実な現状で、新規の天然ガス火力発電所に出資・参入したい民間企業が見つかるのか疑わしい。そんな中、出資者の説得材料として、東電の電気料金の値上げはウェルカムくらいの話ではないだろうか。（本当は、東京都の東電株の損失分があれば、天然ガス火力発電所を自前で建設できたんじゃないかというのは、公然の秘密だ（苦笑））</p>

<p>更に東京都は、東電所有の老朽化した火力発電所のリプレースにも関与しようとしていることを考慮すれば、東電と東京都は、対立を装いつつ、その実は極めて親密な関係にあるのではないか？</p>

<p><br />
いずれにしても、東電の責任追及に無関心な東京都が大株主であることが、東電の無責任を助長している気がしてならない。電気料金値上げ問題も、そういった一連の状況を踏まえた解釈が必要に思える。</p>

<p><font color="red">＞追記：１月２７日</font><br />
Foresightに書いて伝わったのかどうかは知らないが（笑）、正にここで指摘した問題について、１月２６日、「<font color="yellow">電気料金の値上げに対する緊急要望</font>」という形で、やっと東京都に動きがあった。<br />
<a href="http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/01/20m1q500.htm">http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/01/20m1q500.htm</a><br />
東京電力に対するものは、以下。<br />
<a href="http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/01/20m1q503.htm">http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/01/20m1q503.htm</a><br />
<ol><br />
<li>「総合特別事業計画」策定の前提となる当面の収支見込、電力需給の状況、電源構成、燃料費等負担増の内容、経営合理化の具体的内容、及び中長期的なこれらの方向性などについて、明確な情報の開示を求める。</li><br />
<li>健全な競争原理が働くよう、託送料やインバランス料金の見直し等、電気事業への民間事業者の参入促進を求める。</li><br />
<li>一律定額の上乗せは、エネルギーの効率利用を阻害するおそれがあることなどから、多様かつ柔軟な電気料金メニューの設定を求める。</li><br />
<li>中小企業等に対して、特段の配慮を求める。</li><br />
</ol></p>

<p>この内容は、一言で言うなら、「義務を果たして値上げしろ」というものだろう。震災後の対応の流れからすれば、東京電力の責任に言及した、非常に大きな一歩だと思う。<br />
「都は、大口の電力需要家であるとともに、東京の都市経営に責任を持つ行政主体として、また、東京電力の主要な株主として、今後も要望の実現に向けてあらゆる機会を捉えて行動していくことを付記しておく。」とのことなので、是非とも行動で示してもらえるよう期待したい。特に株主総会などで東京都が大株主としてどう行動するか、注視したい。<br />
都民は、東京都が口だけに終わらないよう、あらゆる機会を使って要望を上げる努力も必要だろう。</p>

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    <title>ブータン的幸福</title>
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    <id>tag:maruko.to,2011://1.141</id>

    <published>2011-11-28T16:35:08Z</published>
    <updated>2011-11-28T16:46:12Z</updated>

    <summary>国王帰った今更だけど、一応書いておく。 ＧＮＨってのは、確かに良いと思うよ。 だ...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="政治" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="海外" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="難民" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="政治" label="政治" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="文化" label="文化" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="難民" label="難民" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>国王帰った今更だけど、一応書いておく。</p>

<p>ＧＮＨってのは、確かに良いと思うよ。</p>

<p>だけど、民族の伝統を重んじているとか、日本人に似てるとか、統治が優れているとか、ブータンをヨイショばっかする風潮には、疑問を感じる。そりゃ、発展に貢献した日本人がいて、感謝されてるとか、耳障りの良い美談だろうけどね。<br />
<a href="http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol79/index.html">http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol79/index.html</a><br />
米中露と外交関係がない国連加盟国で、日本の常任理事国入りを支持してくれる国なんて、超貴重なのも分かる。</p>

<p>でも、そんなに素晴らしい国なら、なんで<font color="yellow">国民の１／５</font>もが、<font color="yellow">難民</font>として流出したのかね？<br />
<a href="http://www.ne.jp/asahi/jun/icons/bhutan/">http://www.ne.jp/asahi/jun/icons/bhutan/</a><br />
あんな多民族混在地域で、どうやって特定の民族の伝統を重んじる国を実現したのか、その手段も知るべきだ。ＧＮＨの判断要素には、文化の多様性も含まれるのだから、どうして文化の押し付けで大量の国民を難民化させてしまったのか、矛盾を感じるのが自然だ。</p>

<p>経緯を知った上で、９７％が幸せと答えたという国勢調査の結果を見ると、怖くもある。</p>

<p><br />
え？酷かったのは、過去のことだって？</p>

<p>どうかね（苦笑）<br />
<a href="http://www.unhcr.or.jp/html/2011/08/ws110817.html">http://www.unhcr.or.jp/html/2011/08/ws110817.html</a><br />
<a href="http://www.japanforunhcr.org/jessica/nanmin/">http://www.japanforunhcr.org/jessica/nanmin/</a><br />
もしもそんなに褒めたいなら、まず先に、まだ何万人もネパールにいるブータン難民のために、日本も第三国定住先として名乗り出て、ブータンの尻拭いを世界各国と共に手伝ってあげたらどうだ？<br />
ついでに、難民に、幸せか聞いてみたら良い。</p>

<p><br />
もちろん、以前と比べれば、劇的に状況が改善しているし、今の国王はカッコイイよね。東日本大震災にも、義捐金を１００万ドルくれたし、本当に有り難い。でも、今の国王が素晴らしいからと、現状だけ強調して賞賛するなんて、不合理にも程がある。</p>

<p>非難されるべきブータンの姿も知り、それでもＧＮＨという思想自体は素晴らしいというなら理解できる。そうすれば、ＧＮＨを高めるために、何故か多様性を排除してしまうような矛盾した手法は、当然に否定されるだろう。</p>

<p>だから、ネガティブ情報は、ほんの少し触れるだけでも良い。でも、いくらなんでも、ネガティブ情報が皆無ってのはキモイ。（まあ自分には、今もブータン難民が何万人もネパールにいることを思えば、現状を美化すること自体理解が難しいけどね。）</p>

<p>親日的に思える国なら、何でも美化するという日本の風潮は、トルコへの対応と同じかもしれない（苦笑）</p>

<p><br />
で、更に理解できないのは、ブータンを無批判に賞賛するＴＶなんかの情報を鵜呑みした上、小国で中国の侵略を受けたとか、一方的に同情のネタにする輩だ。国王が来日したのは、日本が核武装して中国を抑えてくれることを望んでいるからだとかいう寝言も、ネットにはある。</p>

<p>世の中の全ての事象を、中国や民主党政権への批判ネタに直結できる、ある種の妄想壁を持つ人々がいるのは分かるが、ブータンもそのネタに取り込まれてしまっている。そういうことができる人は、さぞかし頭の中で幸せなのかもしれないが、そんなＧＮＨはお断りします。</p>

<p><br />
ところで、９７％が幸福と答えたという数字自体、実は単純ではない。<br />
先代の国王は、人は知れば知るほど不幸に感じるとか言っていたそうで、つまり、情報を与えないことが幸せに資する、大海を知らない井の中の蛙は幸せ、という側面がある。<br />
それが読み取れるのが、以下の調査だ。<br />
<a href="http://www.sri.or.jp/sri_database/backnumber_kiji/documents/99/99report2_2.pdf">http://www.sri.or.jp/sri_database/backnumber_kiji/documents/99/99report2_2.pdf</a><br />
－－<br />
ブータンの集計結果を都市部と農村部に分類してみると､満足度の傾向に大きな違いが見られた｡純粋に｢満足している｣と回答した人の割合を見てみると農村部では94.3％であったのに対し､都市部では<font color="yellow">44.1％</font>と低くなっている<br />
－－</p>

<p>１９９９年にＴＶとインターネットを解禁し、都市部で情報に接することができるようになったブータン人の満足度は、所詮こんなもんなわけだ。（もちろん、「まあ満足している」まで含めたら都市部だって凄いけど、それなら日本だって．．．というか、「満足」と「幸福」はそもそも別なので、日本人の多くも、かなり幸せな気がする。）</p>

<p><br />
そもそも、ＳＦネタじゃあるまいし、完璧なユートビアなんて存在しない。<br />
これ、常識だよね？</p>

<p>誰もが幸せだと思っている社会なんて、むしろ非人間的であって、実はその意味の方が<a href="http://http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2">ユートピア本来の意味</a>に近いかもしれない。異なる文化を排除することで成立した今のブータンは、その本来の意味でのユートピアかもしれないと言ったら、ブラック過ぎかな。</p>

<p>■蛇足<br />
<a href="http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111128-OYT1T00999.htm">http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111128-OYT1T00999.htm</a><br />
－－<br />
政府は２８日、ブータンに２億円の無償資金協力を行うことを決め、ブータン政府と交換公文を締結した。<br />
－－</p>

<p>こういうあからさまな事は、止めたほうが良い。昭和天皇が崩御した時、大喪の礼に参列した先代のブータン国王は、弔問外交はしなかったというのが美談なんでしょ。普通に、ＪＩＣＡ経由の支援を強化すりゃーいいじゃないか。</p>

<p>え？今回はハネムーンだからご祝儀か（笑）</p>

<p><br />
●参考<br />
<a href="http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bhutan/kankei.html">http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bhutan/kankei.html</a><br />
－－<br />
ブータンにおける外交上の主要な懸案事項は，ネパール系ブータン難民問題である。1980年代，ブータン政府は，ゾンカ語の普及やブータン式の服 （「ゴ」，「キラ」とよばれる）の公式の場での着用義務付け等国家のアイデンティティー強化のための施策を進めた。これに反発して，1990年秋，南部 ブータンにおいて一部ネパール系住民による反政府デモが展開され，反政府活動グループと警官隊との衝突で死傷者が出る事件も発生した。1991年に入り事 態は一応沈静化したものの，ネパール系ブータン難民がネパール国内に流入した。2007年11月より第三国定住プロセスが開始され，2011年8月まで に，約5万人の移住が完了した（内訳:米約4万2千人，カナダ約2400人，豪約2千人等）。難民の第三国定住プログラムとしては世界最大規模となってい る。キャンプ内には，約6万2千人の難民が残っており，このうち約4万7千人が第三国定住を希望している。2011年4月にティンレイ首相がネパールを訪 問し，2003年から中断していた両国政府による難民帰還に関する協議再開に合意した。<br />
－－<br />
　ブータンは国防政策の柱として，国境保全，空港警備，治安維持以外にインドとの防衛協力関係維持を掲げており，ブータンの全国防予算をインドが負担してい る他，インドから資金・装備・訓練の支援を受ける等インドとは特殊な関係にある。また，ブータンには1個大隊規模（約700名）のインド陸軍将兵が常駐し ており，主要なインド陸軍部隊として，インド軍事訓練チーム（IMTRAT）がティンプーに，軍事訓練学校と陸軍病院がハに所在している。また，パロにも インド軍駐屯地が存在し，夏季にはインド本国から派遣された部隊が山岳地訓練を行っている。将校の教育は全てインドで行われており，下士官・兵の教育 も，IMTRATが管理運営するブータン内の軍学校で行われている。この他，部隊訓練もIMTRATの指導を受けている。さらに，ブータン軍は，年に 3～4回，インド陸軍部隊と共同訓練を行っている。<br />
　山岳地形のブータンは意図的に部隊を中隊毎に分屯させており，そのほとんどは，ブータン・中国国境沿い及び重要防護施設の哨所に配置されている。各哨所には，インド陸軍兵士も5～6名ずつ配置されており，ブータン軍を指導している。<br />
－－</p>

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<entry>
    <title>国策会社とクール・ジャパン</title>
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    <id>tag:maruko.to,2011://1.140</id>

    <published>2011-11-04T04:09:08Z</published>
    <updated>2011-11-08T23:44:52Z</updated>

    <summary>ちょっと気になる話題だったので、更新。 「政府、ハリウッドにアニメ・玩具セールス...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="アニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="エンターテインメント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="国家戦略" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="政治" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="アニメ" label="アニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="仕事" label="仕事" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>ちょっと気になる話題だったので、更新。</p>

<p>「政府、ハリウッドにアニメ・玩具セールス　国策会社設立」asahi.com：2011年11月3日3時7分<br />
<a href="http://www.asahi.com/culture/update/1103/TKY201111020748.html">http://www.asahi.com/culture/update/1103/TKY201111020748.html</a><br />
--><br />
日本のアニメや玩具などのコンテンツをハリウッドで映画化するプロジェクトが、今月スタートする。政府が９割を出資するファンド「産業革新機構」が６０億円を出資して１０月に設立した新会社が日本に利益をもたらすため、ハリウッドに素材を売り込む。<br />
<--</p>

<p>朝日新聞デジタルに加入してないので、記事の続きは見てないけれど、この国策会社とは<br />
<a href="http://maruko.to/2010/04/post-83.html">http://maruko.to/2010/04/post-83.html</a><br />
この時に「コンテンツ海外展開ファンド」と言われていたやつだろう。</p>

<p>「株式会社 All Nippon Entertainment Works」の設立については、アニメ！アニメ！ビズでも、３ヶ月前に書かれていた。<br />
<a href="http://www.animeanime.biz/all/118161/">http://www.animeanime.biz/all/118161/</a></p>

<p>産業革新機構のホームページを見てみよう。<br />
<a href="http://www.incj.co.jp/investment/deal_022.html">http://www.incj.co.jp/investment/deal_022.html</a><br />
以下のＰＤＦの４ページ目参照<br />
<a href="http://www.incj.co.jp/PDF/1313377374.01.pdf">http://www.incj.co.jp/PDF/1313377374.01.pdf</a><br />
--><br />
【案件の意義（投資インパクト）】<br />
●本邦コンテンツをグローバルに展開、結果としてグローバル市場からの収益を最大化した上で国内に還元し、グローバル市場で大きな収益を上げる革新的事例を創出し、文化産業からの次世代の国富獲得に貢献する<br />
●国内コンテンツ業界の人材を育成し、グローバル市場における事業化ノウハウを蓄積。また、関連する各種ビジネスを日本勢が獲得することにより、国内産業のグローバル水準でのオペレーション能力を育成、日本の人材及びコンテンツ業界がグローバルビジネスの一角を占めることをめざし、全体のエコシステムを進化させる<br />
<--</p>

<p>これ自体は、特に悪い事業とは思わない。<br />
（<strike>最後の「エコシステムを進化させる」ってのは意味不明だけど、どっか別の案件の資料でも流用して作って消し忘れたか？（苦笑）</strike>　←知らんかった。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0">エコシステム</a>って正しい使い方なのだね（自爆））<br />
何故なら、昨年「<a href="http://maruko.to/2010/04/post-83.html">クール・ジャパンのマヌケ</a>」で書いた「コンテンツ海外展開ファンド」への苦言に、一部応えてくれたような内容だったからだ。</p>

<p>前提として、日本のコンテンツ業界が、グローバル展開に力不足であることを認めている点は重要だ。リメイクを通じた人材育成で、ハリウッドの流儀を身に付けるというのは、つまりは産業育成だ。これが成功した先に、初めて、オリジナル作品の自力でのグローバル展開なんて可能性が開けるのではないか。</p>

<p>記事が浅いから、誤解するだろうが、短絡的に否定しても何も始まらない。<br />
<a href="http://toki.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1320260613/">http://toki.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1320260613/</a><br />
<a href="http://ceron.jp/url/www.asahi.com/culture/update/1103/TKY201111020748.html">http://ceron.jp/url/www.asahi.com/culture/update/1103/TKY201111020748.html</a><br />
<a href="http://ceron.jp/url/www.asahi.com/showbiz/manga/TKY201111020748.html">http://ceron.jp/url/www.asahi.com/showbiz/manga/TKY201111020748.html</a></p>

<p>そら、政権批判とか、誰でも簡単にできる上に共感も得やすいから、楽だろうけどさ。</p>

<p>実は、産業革新機構使ってコンテンツ海外展開ファンド創設するって酷い話は、麻生政権時代にできている。（「クール・ジャパンのマヌケ」書いた時、忘れてたけどね（自爆））<br />
<a href="http://maruko.to/2009/05/post-31.html">http://maruko.to/2009/05/post-31.html</a><br />
前提として、俺たちクールだから、販路拡大のファンド作って海外の制作会社に出資すりゃ売れるとか大きな勘違いをしていたので、この頃のスキームだったら、日本のコンテンツ産業は空洞化して終わり。</p>

<p>それが、リメイクの過程でハリウッドのノウハウを学ぼうという姿勢になったのだから、同じ産業革新機構経由でも、単なる資金提供目的のファンドとは全然違う。人材育成を明確に目的にしただけでも、大きな進歩。一見残念なのは、制作する現場への支援が見えない点だけど、この辺に関しては別の事業がいくつか存在するので、分けて考えているのかもしれない。まあ、分けられると、制作現場としてはガッカリなんだけど。</p>

<p>それから、朝日の記事でもう一つ誤解されている部分がある。<br />
--><br />
まず、映画化を目指す日本の素材の権利を取得したうえで、米国のプロデューサーらと脚本作りや監督、俳優の選定などを進める。当初３年で権利１０件、３０億円の投資を見込んでいる。<br />
<--</p>

<p>素材の権利を、何故All Nippon Entertainment Worksが取得するのか。<br />
（この部分も、自民党時代と同じ。）</p>

<p>答えは、日本のコンテンツ特有の欠点の一つが、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E6%96%B9%E5%BC%8F">製作委員会方式</a>で権利者がウジャウジャいることだからだろう。こんな面倒なことは、ハリウッドではやっていない。それが、この会社を通せば一社で権利処理できることで、あらゆる展開がスムーズに進められるようになるわけだ。この辺は、エンタメ系の弁護士あたりが思いつきそうな話だ。</p>

<p>今までは、リメイクしたくても、交渉せにゃならん会社が沢山あって、誰の許諾を得れば良いのか分からない場合などもあった。法律にはないが、窓口権というのを製作委員会のメンバー各社が持っていて、誰もがリメイクに協力的とは限らない。その一部が倒産したり、担当者が退職して引継ぎされてなかったりすると最悪で、後からどんな問題が生じるのか恐くて手が出せないとか。まあ、とにかく、ハードルが高いわけだ。リメイクの話なのだから、ある程度古い作品が対象だろうが、もっと古い作品だと、そもそも著作権の帰属レベルで、国内でも裁判だらけだったりするしね（苦笑）</p>

<p>それに、All Nippon Entertainment Worksが「権利を取得」すると言っても、条件付きの使用許諾の類ではないだろうか。オリジナルの権利者が、自らに不利な条件を簡単に飲むはずないので、単純に権利を失うような契約を前提にしているとは考え難い。ということで、そんなに目くじらたてる問題ではないだろう。</p>

<p><br />
ところで、それにしても出資の仕方が迂遠ではないかと思うかもしれない。<br />
実は、経産省のクール・ジャパン戦略推進事業には、北米向けにコンテンツ系のものが存在しない。<br />
<a href="http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/overseas_projects.htm">http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/overseas_projects.htm</a><br />
流石に、俺たちクールとか言いながら、ノウハウ教えてくださいとは言えない。<br />
でも、経産省がやるとしたら、確実にクール・ジャパン戦略推進事業の枠組みになってしまう。</p>

<p>クール・ジャパンと距離を置いて推進すべきという意味で、こういうアプローチをすること自体は、ありでしょ。望ましいとも言える。だから、あんまり国策会社とか強調しない方が良い。それこそ、こっそりやるべき事柄だ。</p>

<p>そんなわけで、All Nippon Entertainment Worksを頭から否定はしないのだけど、できればお願いしたいことがある。</p>

<p>そのリメイク作品のＶＦＸ、日本のＣＧ制作会社とか絡ませて欲しい。<br />
どのみち、将来日本に制作の仕事が回ってこないような話なら、意味ないしね。<br />
間違っても、違法でも安価だからと、アジアのどっかの国にばかり仕事ふるようなスタイルは、学ばなくて良いから。<br />
国産比率と法令遵守を条件に．．．とまではいかずとも、ハリウッドのＶＦＸ仕事の下請けでも、参加できるようにしてもらえませんかね？（＾＾；</p>

<p>まあ、All Nippon Entertainment Worksが天下りの隠れ蓑だったりしたら、最悪だけどね（苦笑）<br />
目的は良くても、手段が杜撰でろくな結果が出なけりゃ、ちゃんと批判しよう。<br />
怪しけりゃ、河野太郎とかが叩いてくれることに期待しつつ（笑）</p>

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    <title>トルコ地震への支援の仕方に思うこと</title>
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    <id>tag:maruko.to,2011://1.138</id>

    <published>2011-10-25T21:47:04Z</published>
    <updated>2011-11-11T22:53:36Z</updated>

    <summary>トルコ地震に対する各国からの救援隊を、トルコ政府が断っている。 この件に対し、ネ...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="中東" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="政治" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="難民" label="難民" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>トルコ地震に対する各国からの救援隊を、トルコ政府が断っている。<br />
この件に対し、ネット上にはいい加減な言説が出回っている。</p>

<p>トルコが親日国家だから支援しろとか、東日本大震災後の支援への恩返しもすべきとの思いが強い人やらが、日本の支援が断られたことを曲解している書き込みも目にする。</p>

<p>そこで、少しおさらいしよう。</p>

<p>まず今、現在進行形で、トルコ軍は震源地から百キロチョイのところで、絶賛戦闘中である。相手は、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E5%85%9A">クルディスタン労働者党（ＰＫＫ）</a>だ。</p>

<p>震源から百キロくらいのところに、Hakkari県てのがあって、その先はイラク国境で、震源からイラク国境までは１３０キロくらいな位置。</p>

<p>つい先週、こういうニュースが流れた。<br />
<a href="http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-23724920111020">http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-23724920111020</a><br />
「イラクとの国境に接するトルコ南東部ハッカリ県で、トルコからの独立を目指すクルド人労働者党（ＰＫＫ）による攻撃が相次ぎ、１９日までにトルコ軍兵士２４人が死亡した。」</p>

<p>で、直後からトルコ軍は、Hakkari県の山岳地帯とか、隣のイラク領内にまで越境攻撃して、ＰＫＫを１００人オーダーで殺している最中。<br />
<a href="http://www.todayszaman.com/news-260772-turkey-kills-almost-100-terrorists-in-offensives-led-by-top-commanders.html">http://www.todayszaman.com/news-260772-turkey-kills-almost-100-terrorists-in-offensives-led-by-top-commanders.html</a><br />
<a href="http://www.todayszaman.com/news-260874-turkey-moves-into-iraq-near-pkk-camp.html">http://www.todayszaman.com/news-260874-turkey-moves-into-iraq-near-pkk-camp.html</a></p>

<p>イラク北部への越境攻撃なんて国際法違反して、イラクともめないのか？と思う人もいるだろうが、これは別に今回が初めてではない。<br />
<a href="http://www.global-news.net/ency/naito/daily/071226/01.html">http://www.global-news.net/ency/naito/daily/071226/01.html</a><br />
<a href="http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2354542/2666257">http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2354542/2666257</a><br />
ＰＫＫは、アメリカ様がテロ組織と認めているし、クルド人だし、イラク政府も了承済みという．．．</p>

<p>イラク北部のクルドがよく分からない人でも、フセイン時代に散々な迫害に遭った人々だと言えば、思い出すのではないか？</p>

<p>そうそう、化学兵器で殺されまくった人たち。</p>

<p>実は、クルド人が最も多く住んでいるのがトルコであり、トルコも建国の時から、クルド人の迫害という問題を長らく抱えてきた。ＥＵに加盟しようとしたら、クルド人迫害を先に止めろと言われ、やっと徐々に状況が好転してきたとはいえ、そういう時代背景を忘れてＰＫＫを単純にテロ組織と思ってはいけない。まあ今では、国際的にも立派なテロ組織認定されてるので、殺しても大丈夫ってことにされてるけど、ハリウッド映画じゃないので、勧善懲悪なお話なんて存在しない。（別に、ＰＫＫを擁護しているわけではないので、誤解しないように。）</p>

<p>これは、日本人にとっても他人事じゃなくて、トルコがこの辺で戦闘すると、日本にやってくるクルド人難民も増える可能性が高まる。でも、日本政府はトルコを親日国家と位置付けているので、トルコが人権侵害していないという建て前から、クルド人を難民とは認めないという差別的な対応を続けていることも、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%89%E4%BA%BA">周知の事実</a>。過去にもブログで取り上げた。<br />
<a href="http://maruko.to/2009/03/post-10.html">http://maruko.to/2009/03/post-10.html</a></p>

<p>まあ、そんなことやってる最中に、今回の地震が起こったわけだ。<br />
あんな、クルド人の多い地域で．．．</p>

<p><a href="http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102501000896.html">http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102501000896.html</a><br />
<a href="http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/532930/">http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/532930/</a><br />
ということで各メディアでは、各国の救援隊を断るトルコ政府の不可解な対応について、クルド人差別とか、もしくは逆に、クルド人に政府に助けられたと良い印象を与えようとしているとか、諸説出ている。何故か、隣の県で絶賛戦闘中なことを理由に上げる記事は、自分は目にしていない。戦闘終了して撤退したという確実なニュースもない。<br />
－－＞追記<br />
<a href="http://www.reuters.com/article/2011/10/25/us-turkey-iraq-pkk-idUSTRE79O2WZ20111025">http://www.reuters.com/article/2011/10/25/us-turkey-iraq-pkk-idUSTRE79O2WZ20111025</a><br />
まだまだ越境攻撃エスカレート中ですね。<br />
＜－－</p>

<p>そんな状況なので、震源のヴァン県は戦地ではないとはいえ、<br />
<a href="http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/10/post-747.html">http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/10/post-747.html</a><br />
こんな思い入れで、簡単に他国の公的な医療チームが受け入れられるか疑問。</p>

<p><a href="http://amda.or.jp/articlelist/index.php?page=article&amp;storyid=191">http://amda.or.jp/articlelist/index.php?page=article&storyid=191</a><br />
ＡＭＤＡのように、現地のＮＧＯと連携できる実績のあるＮＧＯでなければ、現地入りは難しいのではないだろうか。<br />
<a href="http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2011/1024_790.html">http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2011/1024_790.html</a><br />
難民を助ける会というのも、名乗り出ている。<br />
<a href="http://www.jrc.or.jp/foreignrescue/l3/Vcms3_00002578.html">http://www.jrc.or.jp/foreignrescue/l3/Vcms3_00002578.html</a><br />
日本赤十字は、トルコ赤新月社の活動を書いてるだけで、今度の対応は不明。</p>

<p>では、現地入りは難しくてもトルコを支援したい人は、やはり金銭的支援がメインということになろう。が、ここで疑問なのが、トルコ大使館を通じての義援金送付だ。果たしてトルコ政府は、クルド人被災者らに義援金を公平に分配してくれるのだろうか？</p>

<p>正直、トルコ政府には本当に申し訳ないのだけど、差別がないのか、個人的には不安が残る。なんせ、今の政府対応だって差別なのではないかと、報道されている最中なわけだ。</p>

<p>いや、ダメだと言っているわけではない。今回の地震で、差別してるという証拠があるわけでもないしね。きっと、ちゃんとやってくれるとは思いたい。信じる人は、以下へ。<br />
<a href="http://tokyo.be.mfa.gov.tr/ShowAnnouncement.aspx?ID=134011">http://tokyo.be.mfa.gov.tr/ShowAnnouncement.aspx?ID=134011</a></p>

<p><br />
しかし、信じる信じないは別にしても、日本人は東日本大震災で学んだはずだ。義援金の分配は、なかなか難しく、時間のかかる話だと。トルコ政府の対応を信用するにしても、今にも凍え死にそうな被災者には、政府経由の義援金など先の先の話でしかない。</p>

<p>ならば、現地入りするＮＧＯに直接寄付する方が、遥かに効果的ではないか？</p>

<p>少なくとも、<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=LscQ1QAS3hQ">http://www.youtube.com/watch?v=LscQ1QAS3hQ</a><br />
この動画の説明にあるような美談で支援するのではなく、もう少し具体的に、被災しているクルド人に届く支援を考えた方が良いと、個人的には思う。</p>

<p>エルトゥールル号とか邦人救出とか、そりゃいい話だけど、それがなかったら支援しないわけじゃないでしょ？</p>

<p>もちろん、大使館経由で義援金を渡せば、トルコ"政府"とは親密度アップできるだろうけどね．．．</p>

<p><br />
ところで、これは余り知られていないだろうが、トルコ政府から迫害を受けたと主張して、日本で難民申請しているクルド人らも、東日本大震災の後、ボランティアとして東北で支援活動をしてくれていた。彼等と一緒に、瓦礫撤去した自分が言うのだから、嘘ではない。</p>

<p>日本人ボランティアが諦めるような、巨大な瓦礫や丸太も、「オスマン帝国ではこうやって運んだんだよ」と、見事に運び出してくれる頼もしい人々だった。彼等が持参した手作りのお菓子は、「こんな外国のお菓子食べたことないわぁ（笑）」と、被災者の方にも大好評だった。</p>

<p>彼等難民申請中のクルド人は、日本政府が、いずれ自らの難民申請を却下するであろうことは、うすうす気付いていた。でも、東北の状況を見て、手を貸してくれた。恐らく、彼等のような日本にいるクルド人は、今回の地震のニュースに祈る思いで接していることだろう。</p>

<p>日本人が、トルコへの支援を通じて、もう少し日本にいるクルド人の問題を知る機会になると良いのだけど。</p>

<p>－－＞追記10/27<br />
<a href="http://mainichi.jp/select/today/news/20111027k0000e030011000c.html">http://mainichi.jp/select/today/news/20111027k0000e030011000c.html</a><br />
AMDAの活躍が伝えられてますね。</p>

<p>相変わらず、他国の救援隊は入ってないですが、今のところ各メディアは、もうそこには触れない形で、物資と一部のＮＧＯが入ったことをもって、「トルコが世界からの支援を受け入れた」という部分を強調する報道で、丸くおさめるようですね。<br />
<a href="http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111027/k10013536051000.html">http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111027/k10013536051000.html</a></p>

<p>ロシア系のメディアなどは、人か物かにも触れずに、世界に支援要請したという風にぼかして書いてますね。日付とか間違ってるイイカゲンな記事ですが、分かりやすい対応ですね（苦笑）<br />
<a href="http://japanese.ruvr.ru/2011/10/26/59358108.html">http://japanese.ruvr.ru/2011/10/26/59358108.html</a></p>

<p>トルコは、よっぽど人を入れたくないのでしょうが、国としては内政干渉するわけにもいきませんから、一応これで物資だけでも「支援した」という形式を満たし各国は満足し、外交的にトルコ政府の面子は保たれたのでしょう。<br />
<a href="http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20111027k0000m030065000c.html">http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20111027k0000m030065000c.html</a><br />
助けを待つ現場からすれば、たまらない話でしょうが。<br />
＜－－<br />
－－＞追記10/31<br />
難民を助ける会の現地での活動報告が出ました。<br />
<a href="http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2011/1031_795.html">http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2011/1031_795.html</a><br />
＜－－<br />
－－＞追記11/12<br />
「トルコ：宮崎淳さんの訃報」<br />
<a href="http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2011/1110_812.html">http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2011/1110_812.html</a><br />
「11月10日のトルコ地震での当会職員の状況に関するお知らせ（11日21時半現在）」<br />
<a href="http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2011/1111_814.html">http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2011/1111_814.html</a><br />
<a href="http://aarjapan.blogspot.com/2011/11/turkey-passing-of-mr-atsushi-miyazaki.html">http://aarjapan.blogspot.com/2011/11/turkey-passing-of-mr-atsushi-miyazaki.html</a><br />
「トルコ語でのお悔やみのツイート」<br />
<a href="http://togetter.com/li/212501">http://togetter.com/li/212501</a></p>

<p><a href="http://www.smh.com.au/world/miyuki-daughter-of-disaster-survives-another-horror-20111111-1nb37.html">http://www.smh.com.au/world/miyuki-daughter-of-disaster-survives-another-horror-20111111-1nb37.html</a><br />
最後のところ<br />
＞Angry about a shortage of aid, more than 200 people rioted amid the debris. Police fired tear gas at protesters.<br />
＞"Police and residents are fighting now. They feel desperate, angry and abandoned," said a witness, Neman Kara, 35.<br />
援助不足に抗議する被災者と、警察が催涙ガス使って戦ってる被災地．．．やりきれない。</p>

<p>まだまだ、非政府組織だからこそ可能な支援があるのだろう。<br />
<a href="http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2011/1109_805.html">http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2011/1109_805.html</a><br />
昨日予定されていた活動報告会は、中止になったそうだけど、今後トルコでの活動はどうするのだろう？<br />
＜－－</p>

<p>■蛇足<br />
本文と関係ありませんが、またしばらくブログの更新が滞る予定です。お勉強に時間を．．．</p>

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    </content>
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    <title>Fly to Japan</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://maruko.to/2011/10/fly-to-japan.html" />
    <id>tag:maruko.to,2011://1.137</id>

    <published>2011-10-10T02:15:18Z</published>
    <updated>2011-10-14T06:13:17Z</updated>

    <summary>「外国人１万人、旅費無料で日本招待...観光庁方針」（2011年10月10日03...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="国家戦略" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="旅行" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="旅行" label="旅行" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="観光立国" label="観光立国" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>「外国人１万人、旅費無料で日本招待...観光庁方針」（2011年10月10日03時00分  読売新聞）<br />
<a href="http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111009-OYT1T00814.htm">http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111009-OYT1T00814.htm</a><br />
「観光庁は、東日本大震災後に激減している外国人観光客の回復を狙い、２０１２年度に全世界から、旅費無料で１万人の一般観光客を日本に招待する方針を固めた。」</p>

<p>ふむふむ。</p>

<p>「事業費として、観光庁は１２年度予算の概算要求に１１億円を盛り込んだ。」</p>

<p>げ！？と思った。</p>

<p>この記事に関するmixi日記だの、Twitter上の反応は、案の定だった。無駄使いだのバラマキだのと。</p>

<p>正直、この記事は酷い。まるで、１１億単純に増やしたとしか読めない。他の情報を削って、読者に誤解を生じさせる、クソな記事だと思う。こういう場合は、業界紙に限る。<br />
週刊観光経済新聞（第2628号《2011年10月8日（土）発行》）<br />
<a href="http://www.kankoukeizai-shinbun.co.jp/backnumber/11/backnumber/kanko_gyosei.html#01">http://www.kankoukeizai-shinbun.co.jp/backnumber/11/backnumber/kanko_gyosei.html#01</a><br />
「12年度の概算要求は、政策的経費を今年度当初予算比で1割削減することが要件で厳しい編成となった。ただ、成長分野や地域活性化分野に充てる重点化枠は、削減額の1.5倍を上限に要求できる措置がとられた。<br />
　観光庁の概算要求は、通常枠と重点化枠を合わせた要求額が今年度当初予算比5%増の106億5700万円。このほかに別枠として要求できる震災の復旧・復興枠で3億3400万円を計上。<br />
　インバウンド関係の予算にあたる「訪日外国人3千万人プログラム」の要求額は2%増の88億900万円。内訳は、<font color="yellow">訪日旅行促進(ビジット・ジャパン)事業が16%減の50億8800万円</font>、<font color="red">重点化枠を活用したフライ・トゥ・ジャパン事業に11億8600万円</font>、日中国交正常化40周年記念青少年招請事業に1億円など。」</p>

<p>つまり、通常枠（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3">ビジット・ジャパン</a>）と重点化枠（フライ・トゥ・ジャパン）とで、予算にメリハリをつけたというところだ。<br />
つっこむならここだろう？</p>

<p>「それは、単なる予算の付け替えじゃねーの？」と。</p>

<p>つまり、このニュースに価値を持たせるには、本当にフライ・トゥ・ジャパン事業への重点化は、既存のビジット・ジャパン事業よりも、インバウンド（海外から日本へ来る観光客）回復の手段として適切なのか？という、議論喚起の切っ掛けになるような情報を読者に与えるべきなわけだ。それが欠けるなら、単なる政権批判の材料にしかならない。</p>

<p>旅行業界の現状に興味を持っている人間としては、これは単なる付け替えではなく、かなり面白い試みだと評価できるのではないかなと思っているが、是非とも業界関係者の感想も聞いてみたいところだ。</p>

<p>現在、震災で減少したインバウンドの回復は急務であり、観光地を抱える地方自治体は苦労している。<br />
「京都府、外国人団体旅行に助成金　１０月末まで受付」<br />
<a href="http://www.travelnews.co.jp/news/inbaund/1109060948.html">http://www.travelnews.co.jp/news/inbaund/1109060948.html</a></p>

<p>個人的にも、観光地の外国人観光客の減少は実感しているが、出国日本人ばかり増加しているのは、なんとも皮肉だ。<br />
<a href="http://www.travelnews.co.jp/news/inbaund/1109161607.html">http://www.travelnews.co.jp/news/inbaund/1109161607.html</a></p>

<p>観光立国を目指す日本としては、外国人が日本に金を落としてくれなければ意味がない。</p>

<p>この手の助成金というのは、実は各観光地で多種多様なものがあるのだけど、普通は旅行会社に対するものだったり、特定の旅行商品（パッケージツアーとか）から割引きするような形式をとっている。ところが、今回のフライ・トゥ・ジャパン事業は、一般観光客を招待するというダイレクトな手法である点が面白い。しかも、ブロガーに期待している。</p>

<p>「世界からの震災復興への支援に感謝を伝え、震災で傷ついた訪日観光のイメージ回復を促す。希望者を募集し1万人に往復航空券を提供する。ブログを開設するなどクチコミの発信力が高い応募者を重点的に招待。「自国民の発信する情報への信頼度が高いことから、クチコミで早期に需要を回復させる」(国際交流推進課)。」</p>

<p>もちろん、ブロガーに宣伝してもらうといっても、招待すること自体も感謝の一環として宣伝するのだから、ステルスマーケティングではないだろう。（まあ、同じことを隣の国がやれば、ステルスマーケティングだと騒ぐオッチョコチョイはいるだろうが（苦笑））</p>

<p>先日の<a href="http://www.tabihaku.jp/">旅博</a>での<a href="http://www.jata-net.or.jp/">JATA</a>のシンポジウムでは、こんな議論があったそうだ。<br />
<a href="http://www.travelnews.co.jp/news/inbaund/1110031600.html">http://www.travelnews.co.jp/news/inbaund/1110031600.html</a></p>

<p>FIT（Free Individual Travel＝個人手配旅行）は回復しつつあるが、団体旅行や<a href="http://www.travelvision.jp/html/mice/2008/market/">MICE</a>が遅れていると。</p>

<p>団体旅行やMICEの誘致は、ビジット・ジャパン事業の対象なわけで、これの回復が遅れているのに、フライ・トゥ・ジャパンでFITを対象に予算の重点化策をとったというのは、ちょっと面白いと思う。FITな１万人のブロガー等を招待して、口コミで各国に宣伝してもらうことが、最終的には団体旅行やMICE誘致につながると考えているのかもしれない。</p>

<p>まあ、ネットの口コミを宣伝に使うというのは、これが私企業であれば当たり前っちゃー当たり前な話だけど、それを観光庁がやるというのは画期的なわけだ（笑）<br />
（俺ってカッコイイでしょ？的な<a href="http://maruko.to/2010/04/post-83.html">自称クール・ジャパンの経産省</a>も、少しはこういう手法を身に付けるべきだ（苦笑））</p>

<p>シンポジウムでも指摘されてるが、旧態依然としてインバウンド対策が後手後手な国内の旅行業界の現実もあり、業界への直接的なバラマキ支援で効果を期待するより、遥かに合理的な発想に思える。（なお、往復航空券を提供するということは、日本の航空会社が使われるような配慮は必要だろうが、いずれにしても直接金銭を受け取るのは航空会社であり、招待される外国人へのバラマキであるかの批判は完全に間違っている。）</p>

<p>フライ・トゥ・ジャパン事業が成立した暁には、是非とも、最終的な効果をキッチリと評価して欲しい。そして、各メディアは、ちゃんと結果まで報道して欲しい。無理かねぇ．．．</p>

<p>■追記10/14<br />
観光庁は、３ヵ月単位で訪日外国人消費動向調査というのを発表しており、これが結構面白い。現在、６月分まで公開されている。<br />
<a href="http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html">http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html</a></p>

<p>・訪日外国人の旅行中支出額（日本までの往復運賃やパッケージツアー代を除く）の平均が、１１万円を超えている<br />
・FITは、ツアー客より旅行中支出額の平均がほぼ倍も高く、１３万円を超えている<br />
・国籍別では、ロシア人やフランス人の旅行中支出額が高く、特にロシア人は２０万円をよく超えている（彼等は、滞在日数が２・３週間というのも珍しくなく、１週間未満が大半のツアー客とは、消費行動が異なる）</p>

<p>さて、Fly to Japan事業は、その仕組みから恐らくFITが対象となるのだろう。すると、長期滞在で旅行中支出が高額な人々が招待されるのではないか。（というか、そういうプランこそ選ばれるべきだ。）</p>

<p>１万人に対する予算が１１億円ということは、１人平均は１１万円のコストをかけて招待するわけだが、訪日外国人全体の平均でも彼らは国内で純粋に１１万円以お金を落としていく。そこから、旅行中支出の更に高額なFITを招待するということは．．．</p>

<p>最終的な口コミ効果を別にしても、面白い事業じゃないか？</p>

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    <title>陸前高田へ２</title>
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    <id>tag:maruko.to,2011://1.136</id>

    <published>2011-09-21T13:38:42Z</published>
    <updated>2011-09-28T20:39:51Z</updated>

    <summary>■再び陸前高田へ 先週１週間ほど、また難民支援協会（ＪＡＲ）の被災地支援ボランテ...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
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        <category term="難民" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="東日本大震災" label="東日本大震災" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="難民支援協会" label="難民支援協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p><big>■再び陸前高田へ</big><br />
先週１週間ほど、また難民支援協会（ＪＡＲ）の被災地支援ボランティアで陸前高田に行ってきた。<br />
　　　月曜夜：東京出発　→　火曜～日曜：陸前高田で活動　→　月曜早朝：東京戻り<br />
<a href="http://www.refugee.or.jp/event/2011/06/13-1127.shtml">http://www.refugee.or.jp/event/2011/06/13-1127.shtml</a></p>

<p>震災から半年ということで、そろそろボランティアの足が遠のいているのではないかと思ったのと、これより後は某受験勉強に集中したいので参加できなくなるという事情で、このタイミングで精一杯の１週間の労働力を提供させてもらった。</p>

<p>ところが、陸前高田のボランティアは、実はかなり活況だった。理由は、他所の地域のボランティアセンター（以下「ＶＣ」）が閉鎖されたり、個人の参加を締め切ったりで、比較的従来通りボランティアを受け入れている陸前高田に、結果として人が集まってきていたのだ。その結果、週末に合流したメンバーには、各地のＶＣを転戦している歴戦の勇者的な人が多く、各地の受け入れ状況の問題点など、興味深い話も聞けた。</p>

<p>まあ、それ故の組織的な困難さもあったが、結論から言うと本当に参加して良かった。心からそう感じている。依頼者（被災者）との出会いは当然として、様々なタイプのボランティアメンバーとのソレも、喜怒哀楽に溢れていた。そしてこれは、１週間活動したからこそ実感できたのだとも思う。</p>

<p>こういう言い方はアレだが、元来自分はこの手の場所で人脈作りとか全く興味がなく、終わったらサヨナラな人で、特に人脈作りに来てんじゃねーの？的な人には冷淡なのだけど、今回ばかりは別れを惜しく感じてしまった。</p>

<p>特に、複数の学生から<font color="yellow">Facebook</font>をやっているかと聞かれたのが意外だったのだが、多くの人とつながることができたのは、素直に嬉しい。</p>

<p>今までは、Facebookの使い勝手が嫌いで、アカウントはむかーしから取ってたけど、ほとんど使わないようにしてきた。しかし、大学生から<font color="yellow">「おじさんでもFacebookやるんですね」</font>と言われて<font color="red">ムキー！</font>となったので、本腰入れることにした！（苦笑）</p>

<p><big>■６月と９月で変わった点</big><br />
行く前は、草刈のような仕事が増えていると聞いていた。しかし今回、驚いたのだが、企業を支援することが２回あった。工場が被災した会社で、海水で真っ赤に錆びてしまった資材の錆取りを手伝ったりした。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4265.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4265.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>この会社は海が近く、工場の高い天井まで津波を被っていたが、天井に流木が引っかかったままの状態で、その下で仕事をしていた。そして何と、６ヶ月たった今でも、電気が復旧していなかった。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4266.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4266.jpg" width="520" height="391" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>辛うじて水道は使えたが、電気がないので錆取りに電動の研磨機が使えないのだ。発電機が一台だけあったが、膨大な量の資材に対して、全く足りてなかった。そこで、人海戦術しかないわけだが．．．</p>

<div style="text-align: center;">「皮すき　→　ワイヤーブラシ　→　スチールたわし」</div>

<p><br />
この順でひたすら研磨するよう指示された。ところが、そもそもこれらの道具も数が限られ、ボランティア４名分しかなかった。その日は丁度、我々は男４名女３名と少人数だったので、むしろ丁度良い人数だと喜ばれたが、沢山ボランティアが来ても道具が足りなくて仕事がないわけだ。人海戦術すらできてない。<br />
こんな状況で、ひたすら終わりの見えない作業を続ける社員の方々も凄いなと思ったのだが、作業を教えてくれた方々も解雇されているので、自分たちもボランティアみたいなものですと、笑って教えてくれた。</p>

<p>企業活動を支援するというのは、実はちょっと線引きが難しい。地域によっては、ボランティアの対象外としている。しかし、陸前高田のＶＣでは認めており、数日の活動では終わりが見えないような膨大な作業に、連日異なるボランティアが関わっているわけだ。自分がどんな作業にマッチングされるかはＶＣ次第なので、個人の被災者のためにお手伝いしたいという意気込みで来ると、場合によっては納得し難い場合もあるかもしれない。<br />
特に、上記のような津波被害をダイレクトに受けた現場ならまだしも、間接的な被害を抱えた会社の支援となると、躊躇する人も少なくないだろう。もう一つの現場がそうだった。</p>

<p>石材を扱う会社で、大きな石材を積んでいたプレートが壊れたり、袋が破れたりして散乱している砂利などを、再び販売するために積み直したり土嚢袋に詰めなおす、ひたすら力仕事の過酷な現場だった。ところがそこは、海から遠く、高台にあった。どう考えても津波被害はない。では、地震被害だろうか？と思いつつ作業していた。が、昼休みに従業員の人に聞いてみたら、地震の被害でもないという。<font color="red">え？</font></p>

<p>結局、地震・津波の直接の被害はそれ程ではなかったが、震災後しばらく業務が困難だったため、石材を放置せざるを得ず、その結果木製のプレート等が腐り、石材等が崩れてしまったというのだ。つまり、業務が滞ったことによる間接被害なわけだ。<br />
ＶＣ側の基準がよく分からないが、もしもこの様な仕事ばかりだったら、ボランティアのモチベーションを維持するのは難しかったかもしれない。</p>

<p><big>■変わらぬ点</big><br />
しかし、幸いと言うとおかしいが、そういう仕事の翌日は、以前と同じような個人の被災者のための瓦礫撤去だった。こういう仕事がまだ残っているのは、本当は残念なことなのだろう。しかし、海の近くで流されてしまった家の跡地や畑跡を、全て畑としてやり直したい老夫婦の依頼は、非常にやりがいがあった。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4196.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4196.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>地中に埋まっている瓦礫を撤去したり、生え放題の雑草を根っこから排除する仕事で、１日じゃ半分も終わらず、リーダーがＶＣに希望して２日続けて作業させてもらった。だから、余計に感情移入してしまった部分もあるかもしれない。</p>

<p>お婆さんは初日、僕らのために南瓜の煮付けを、二日目はオニギリ等を振る舞ってくれた。お爺さんは、見ているだけでは耐えられないようで、僕らと一緒に汗を流した。依頼者はボランティア保険に入ってないのだから、怪我でもしたらマズイわけで、手伝ってもらうのは本当は良くないのではないかとも思ったが、向こうからすれば自分のことを手伝ってもらうのに、傍観はできないのだろう。その気持ちもよく分かった。</p>

<p>まあ、そもそも自分のような<font color="yellow">ヘタレ</font>より、遥かに<font color="red">お爺さんの方が頼もしい</font>のだが（自爆）</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4226.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4226.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>一緒に、瓦礫を積んだリアカーを引いたりしながら、色々話をした。非常に優しいお爺さんで、水道すらまともに復旧していない現場で、作業後にろくに手洗いもさせられないことを申し訳ないというので、僕らはＶＣで洗えるし、帰りに花巻で温泉に入りますからというと、とても安堵したようだった。花巻の温泉は有名だから、是非疲れを癒してくれと。<br />
他のメンバーとも色々話をしていたが、孫のような年齢のボランティアに囲まれ、お爺さんも色々と思うところがあったようだ。帰り際には、敷地の奥で栽培していたプチトマトを大量に（本当に大量ｗ）収穫して、お土産にくれた。そして、バスから見えなくなるまで、深々とお辞儀をして見送ってくれた。<font color="red">涙を拭いながら。</font></p>

<p>実はこの日、地元の方の<font color="yellow">涙を目にするのは２回目</font>だった。ボランティア参加者は、毎朝ＶＣでオリエンテーションを受けるのだけど、この日の担当女性は、僕らのバスで説明を始めるなり、かなり泣いてしまったのだ。ＪＡＲが継続的に支援していることに地元民として感謝していることや、震災当時のことを思い出しつつ話していたら、抑えられなくなってしまったようだった。<br />
オリエンテーションでは、ボランティア作業中に津波の危険があれば、周囲を助けようとせずにとにかく一人で逃げろということを説明するのに、震災当時の辛い話を色々とされることがある。例えば、お婆さんを背負って逃げていた男性が、もうこのままでは逃げられないと、お婆さんに御免ねと謝って降ろして逃げのびた話などだ。地元の方々は、一人でも助かることを望んでおり、他人を助けて共倒れしないで欲しいと、ボランティアに言うのだ。もちろん、担当者によって違いはあるけれど、ボランティアに地元民の思いを理解させるのに、辛い話を毎朝している人もいるわけだ。この日の女性は、震災後家族と連絡が取れなくなった期間の辛い思いを、リアルに思い出してしまったようだった。</p>

<p>最近自分は、歳をとったせいか涙もろいと感じることが多く、この日は涙腺が緩みっぱなしだった。</p>

<p>おまけで、翌日の現場に行く途中、偶然に前日の現場の前をバスが通ったのだが、丁度お爺さんが作業していてバスに気付き、お互いに大きく手を振った。お爺さんは、あの場で黙々と畑仕事をしているわけだ。プチトマトは、その日のお昼に美味しくいただいた。</p>

<p><big>■ここまでのメンバー</big><br />
月曜に共に出発したのは、確か日本人１０名、外国人５名（内アフリカ系難民１名）で、夏休みな学生率は高かったが、自分同様<font color="yellow">「現在は働いていない」</font>人が４名ほどおり、肩身は狭くなかった（自爆）</p>

<p>参加者によって、少し短く木曜に帰ってしまう組がおり、金曜は日本人３名、外国人４名に減少し、なんと<font color="yellow">スペイン人がリーダー</font>となり、気付いたら<font color="yellow">第一言語が英語状態</font>になっていたのはなかなかレアな体験だった。</p>

<p>今回の外国人の多くは、上智の大学院等への留学生で、彼ら（Lilian、PatrickそしてリーダーとなったRuben）は過去にもＪＡＲのボランティアに参加しており、以下のサイトを立ち上げている。<br />
<a href="http://www.311relief.com/">http://www.311relief.com/</a></p>

<p>今回の活動については、以下のCeciliaの寄稿部分で取り上げられている。<br />
<a href="http://www.311relief.com/index.php?id=20">http://www.311relief.com/index.php?id=20</a></p>

<p>夜は、リーダーがカルボナーラなスパゲッティを作ってくれるというのでお任せしたところ、適当なチーズが入手できなかったようで、チーズでコッテコテに固まった不思議なカルボナーラを体験した。そして最後は、鍋に大量に余ったソレを、Ceciliaが何故か僕の皿に全て盛り付けてくるもので、ノーサンキューを連呼して逃げた。が、既にテンコ盛りだった（＾＾；</p>

<p>このカルボナーラ、一人６００円というのが少々お高かったが、Rubenが更にチップ１万円と言ったら、ここは日本だからチップの習慣はないねーという外国人達の一斉の反論が面白かった（笑）</p>

<p>その後は、<font color="red">英語で猥談</font>が凄いディープなことになり、日本人３名は置いてけ堀状態（え？自分だけ？ｗ）。ナニな件について日本人はどう思うのかと聞かれてもねぇ（＾＾；；</p>

<p>そんなボキャブラリーありませんがな！</p>

<p><big>■後半メンバーとの合流</big><br />
金曜夜に東京を出て、土日だけ活動する後半組もいて、これが大変多かった。金曜に７人に減少したのが、一気に３０人越えの大人数に膨れた。すると、よく戦争ものドラマにありそうな、アレな状況が生じた。古参兵のいる分隊規模の独立愚連隊が、突如新規の小隊に編入され、その指揮に従えと言われて．．．というアレですよ（苦笑）</p>

<p>最大の問題は、新しいリーダーとサブが、合わせて４人もいたことだったと思う。<font color="yellow">船頭多くして船山に登る</font>的な状況があった。しかし、色々あったが、幸い男性リーダーに人望があったことで、小隊は瓦解を免れた。同時に、色々あったことで、古参兵同士の連帯感も増したように思う。<br />
こういう問題は、少なからずボランティアにはあるものなのだろうが、一般の会社でもよくあることだ。まあ、だからこそ組織とは面白い（笑）</p>

<p><big>■市立広田中学校周辺</big><br />
土曜の現場は、単に広範囲なのと電柱がゴロゴロ転がってた以外は、至って普通な個人の畑の瓦礫撤去だった。コンクリの電柱は重いけれど、なんせ男手は大量にあったので、皆で運べた。後は、掘れば掘るほどキリがないが、時間までできることをやるだけだった。まあ、場所が広田町で、市立広田中学校周辺までバスで来た時は、どこまで行くのかと驚いたが。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4278.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4278.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>問題は、日曜の市立小友中学校周辺だった。こんな現場がまだ残っていたとは．．．</p>

<p><big>■市立小友中学校周辺</big><br />
ＶＣの当初の指示では、側溝の泥欠きと、手が空いていれば畑だかの草刈という程度のもので、あまり状況が分からなかったが大変という認識はなかった。ところが、現場に行って呆然。</p>

<p>地図にある側溝の位置が、実際にどこなのか分からなかった。道路と畑の間に、<font color="yellow">側溝らしき形跡なんて見当たらない</font>。リーダーが苦労しつつ、目的の側溝に接続しているであろう他の側溝を見つけたところ、つまりは目的の側溝が完全に埋まっていることが分かった。<font color="red">深さ１ｍくらい？</font></p>

<p><big><font color="yellow">えええーーー！！！</font></big></p>

<p>ここは、依頼者が現場に来てくれない（そういう現場もある）ので、側溝の一端は判明しても、それがどう伸びているのかは想像するしかない。道路に対して直線とは限らない。しかし、判明している側からのみ徐々に掘り進めるのでは、数人しか作業できない。せっかくのマンパワーが無意味になる。そこでリーダーは、つるはしやスコップを持つメンバーをおよその予測で並ばせ、側溝に当たるように各自掘らせた。恐らく、あの時点でベストの指示だったろう。</p>

<p>午前中は、皆ガムシャラに掘っていたと思うが、この地中には板状の大きな<font color="yellow">アスファルトの塊</font>がワンサカと埋まっており、思うように掘り進められなかった。道路のアスファルトが津波で剥がされ、一人じゃ持ち上げられないようなサイズのまま、側溝の上に覆いかぶさって泥とまみれて層になっていた。そして、これが下手をすると、アスファルトが側溝の底や壁なのではないかと判断を誤らせた。逆に、側溝の壁すら、埋もれたアスファルトと区別がつかない。</p>

<p>大きなアスファルトの場合、その一端が見えても、大半は泥に埋もれている。すると、その見えている一端が邪魔なだけでも、どかすには全体の上にある土を掘らなければならない。アスファルトが分厚すぎて、割ることも難しいのだ。そうして掘ってみたら、また別のアスファルトが重なってたりする。しかも、それだけ苦労して掘っても、その下に側溝があるかどうかは分からない。しかし、掘るしかない。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4336.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4336.jpg" width="520" height="693" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>自分も一応、一時はつるはしで掘ってたのだが、ヘタレなんで（自爆）、つるはしを自分より上手く扱える人に任せ、別の仕事に着手した。<font color="yellow">側溝の壁探し</font>だ。</p>

<p>分かっている側溝の一端とは、そこが一端であろうこと以外、どこに壁があるのか誰も確認していなかった。それなりに掘れてはいるが、掘った傍から泥水が流れ込み、底も何も見えない。足を踏み入れれば、長靴が埋まってしまう。スコップで掘ろうにも、泥水みたいな場所は、ほとんど掘れない。で、地道に手で泥を確実にすくうことにした。</p>

<p>触感に頼ってみると、スコップじゃ分からなかった泥底の感覚から、目には見えずとも埋まっているものの存在を認識できるようになった。で、被さっていたアスファルトやら謎の鉄板などを引っぺがしたら、やはり泥水で目視はできずとも、やっと側溝の壁が触感で認識できた。</p>

<p>ところが、端からこの側溝の両壁を両手で触りつつ歩いてみたら、既に予測で掘られた溝に対し、壁がクロスしていた。つまり、我々が掘り進めてしまっていたのは、途中までは正しかったが、その先は側溝ではない場所だったわけだ。</p>

<p>何か、見つけてはいけない真実を知ってしまったような、そんな感じ（＾＾；<br />
みんな、一生懸命掘ってるけど．．．</p>

<p>ということで、リーダーを呼んで報告したところ、やはり側溝より畑側を掘っているということが確認され、方向転換がアナウンスされた。しかし、結局作業時間修了と相成り、修正は間に合わなかった。後は、後日の別のチームが誤った溝に騙されないように、目印などを立てて終わった。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="hxdD.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/hxdD.jpg" width="512" height="384" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>こりゃ仕方ありませんがな（＾＾；；<br />
しかし、いまだにこんな、とんでもない未着手の場があることに、最後に驚かされた。</p>

<p><big>■昼休み</big><br />
なお、この日の昼食は、市立小友中学校の体育館入口らしき場所でとらせていただいた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4308.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4308.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>中学校は、２階途中まで津波を被っており、そのままにされていた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4307.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4307.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>教室の黒板には、様々なメッセージが書かれており、興廃した校舎内との対比が、これまた感じるものがあった。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4314.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4314.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>翌日が卒業式の予定だったんだね。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_4316.jpg" src="http://maruko.to/2011/09/22/IMG_4316.jpg" width="520" height="390" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>やはり、涙もろくなった。</p>

<p><big>■蛇足１</big><br />
その他、印象に残ったのは、我々のバスの運転手さんだ。一度、前を走っていたバイクが急に曲がり、事故りそうになったのだが、そのバイクの爺さんに、「津波からせっかく生き残った命を粗末にしてはいけない！」と怒っていた。</p>

<p>この運転手さんはハートが熱く、ＶＣでのバスの誘導が不合理だったりすると、喧嘩しそうでヒヤヒヤもさせられた。しかし、７・８カ国もの国籍が入り乱れたメンバーに対し、日本語で臆することなく話しかけて打ち解ける、素晴らしいハートの持ち主だった。</p>

<p>こういう人に偶然当たれたというのは、幸運なんだと思う。</p>

<p>前半で帰ったアフリカ系難民は、ボランティア活動中は暴走するくらいパワーがあって働くのに、活動後に皆で温泉に行く際はタオルも所持しておらず、当初は下着を着たまま風呂に入ろうとしたくらいで、結構周囲のサポートが必要だった。</p>

<p>難民故かは分からないが、準備不足で所持金が底をついたというか、着替えなども足りず、本来は１週間共に活動するはずだったところを木曜に短縮して帰るようにＪＡＲに言われて突然帰ってしまったのだが、活動後皆で温泉に行く際に、そんな彼にタオルをくれたのも運転手さんだった。</p>

<p>よくバスの前で立ち話していたが、もしかすると難民と一番フランクなコミュニケーションをしていたのが、運転手さんだったかもしれない（笑）</p>

<p><big>■蛇足２</big><br />
キャンプ中の食事なのだが、当初は花巻のスーパーで弁当でも買うつもりでいた。というのも、前回６月の時に、バーベキューやってご飯担当した学生が、自炊経験ゼロで、米を大量に入れて炊いてしまって大失敗したからだ。皆で作るとなると、色々と面倒だなと思っていた。</p>

<p>ところが今回、一人で何人分でも作ってくれてしまうスーパー料理人がおりまして、朝晩美味しいご飯を毎日格安で振る舞ってもらえた。美味しくて、減るはずだった体重が、増えてしまった（自爆）</p>

<p>彼とは、前半組が帰った後、本来なら一人一テントで寝られたところ、一緒に寝ようよとお誘いを受けた（危ないｗ）</p>

<p>そしたら、何と寝言で、英語でボランティア活動の指示を出していた！<br />
あれは、「スゲー！」と思った。一生忘れない（笑）</p>

<p>彼の料理あってこその連帯感だったとも思う。</p>

<p><big>■蛇足３</big><br />
今回出会ったメンバーの大学生は、素直に関心する、とても共感できる、ステキな逸材もいれば、全然超ヘタレなのもいて、そういう一人ひとりが面白かった。</p>

<p>例えば、１週間キャンプ場と被災地を往復し、キャンプ場の汚ねートイレとか慣れちゃって、このまま東京に戻っても、公衆トイレの便座すら汚くて座れないと言っている友達たちと、普通に会話できるだろうか？と、冗談半分に心配してた僕より２０歳年下の女子大生とかいた（笑）</p>

<p>彼女は、瓦礫の分別にしてもいい加減な仕事が嫌いで、とにかく黙々と我が信じる道を行く、ヘッポコな命令に反意を示す立派な古参兵だった。<br />
そのくせ、人生の目標的なやりたい事が見つからないとも嘆く。</p>

<p><strike>まるで昔の自分を（以下略</strike></p>

<p>そんなの１８歳なら当たり前じゃんか！と、おじさん、おばさん世代は簡単に思うわけだ。<br />
しかし、そこを悩むのが学生にとっての大きな壁であることは、昔を思い出せば理解できる。</p>

<p>まあ、自分のような人生遠回り組みからすれば、道なんて長いほうが楽しいのだけど、こればっかりは人様にゃ安易に勧められない。</p>

<p>でも、こんな過酷なボランティアに１週間も一人で参加しているような人間は、既に正解出してるんだよね。<br />
<font color="yellow">高城剛</font>的に言えば、<font color="red">「アイデアと移動距離は比例する」</font>わけだ（笑）<br />
答えが見つからなければ、とりあえず動いてみることが正解の一つだったりするさね。<br />
それに気付いているのかどうかは、あえて聞かなかったけど。</p>

<p><br />
対して男子はだ、持参するパンツの枚数計算間違えて、最後の温泉の後、履くパンツがないと悩んでいるのがいた。一度履いたのをその場で洗って、直ぐに乾きますか？って（＾＾；</p>

<p>洗えば数十分やそこらで乾くわけないのだから、濡れたまま履くなんて有り得ない以上、一度履いたやつでもそのまま履いちゃえよと答えた。ところが、横の友達に聞いて、二人揃ってそれは有り得ないという結論に。一度履いたのを履くくらいなら、履かない方がマシだと言われた。</p>

<p><big>えーーーー！<br />
そういうもんなの？<br />
つか、それで本当に洗うか迷ってんの？</big></p>

<p>いざとなったら女子は生き残れそうだけど、この男子たちは．．．悩むところ間違ってるだろ（爆）</p>

<p>あと、前回6月に参加した際に一緒だった大学生もいて、自分を覚えてくれていたのは素直に嬉しかったかな。</p>

<p><br />
さて、自分も前進せねば。</p>

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    <title>戦争証言アーカイブスの価値</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://maruko.to/2011/09/post-119.html" />
    <id>tag:maruko.to,2011://1.135</id>

    <published>2011-09-08T01:49:41Z</published>
    <updated>2011-09-08T15:45:52Z</updated>

    <summary>週刊ポストが「NHKの「人肉食った日本兵」表現に捏造疑惑」という記事を掲載した。...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="インターネット" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="戦争" label="戦争" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>週刊ポストが「NHKの「人肉食った日本兵」表現に捏造疑惑」という記事を掲載した。<br />
<a href="http://www.news-postseven.com/archives/20110905_30277.html">http://www.news-postseven.com/archives/20110905_30277.html</a></p>

<p>ニューギニアで飢えをしのぐため、日本兵が友軍同士で共食いした事実があったことは有名だが、これを扱った証言番組で、ネズミを食べた話を人肉を食べた証言になるように編集して捏造放送したのではないかというのが、週刊ポストの記事。</p>

<p><small>で、ＮＨＫ嫌いな人たちが、ろくに自分で調べもせずにこの記事に釣られて、ＮＨＫが捏造したとする動画とか作ってネットにアップしてる。まあ、全然盛り上がってないけど。</small></p>

<p>週刊ポストが問題視した番組の動画は、ＮＨＫの戦争証言アーカイブスにアップされてるので、誰でも自由に見られるので確認してみた。<br />
問題部分は、以下の動画の<font color="yellow">２３：５０</font>からだ。<br />
<a href="http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_id=D0001210027_00000">http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_id=D0001210027_00000</a></p>

<p>この内容は、確かに週刊ポストの記事通りの内容で、友軍の死体を食べる話の後に、一度編集が入ってから、「すごい、抵抗感とかもあったんじゃないですか？」という女性の問いかけがあって、生きるためにはしょうがないという話が続いている。</p>

<p>戦争証言アーカイブスでは、番組に関連した証言について、番組で使用されなかった部分も含めて、個人単位でインタビュー動画を公開しているが、週刊ポストの記者はこの証言動画を見て、番組でカットされた部分はネズミを食べた話だと思ったわけだ。</p>

<p>証言インタビューなんてものは、それこそ一人毎に何時間もあるだろうから、それを全て無編集で公開なんぞされては、見る方はたまらない。確かに、番組で取り上げなかった証言も聞きたいけれど、それでも無駄に長いのでは見る気が失せてしまう。なんせ、既に公開されてる証言動画だけで、もう５００件を軽く超えている。証言を可能な限り公開することの意義は大きいだろうが、膨大な数の中に貴重な証言が埋もれてしまっては意味がない。だから、証言を歪曲しない範囲で、証言動画も編集されるべきであることは疑いないだろう。</p>

<p>しかし、週刊ポストは、証言動画も編集されていることを認識しながら、そこは軽く流し、こう書いたわけだ。</p>

<p>＞アーカイブスを見る限り、一連の証言が「腹が減った兵士たちはネズミを生で食べて飢えをしのいだ」という内容であることは疑いの余地がない。</p>

<p>そして、証言動画に対する上記解釈を前提に、これと異なる編集がされた番組は捏造ではないかと論じた。もちろん、何の証拠もないもんだから、「ＮＨＫのドキュメンタリー番組に携わっていた元番組制作スタッフ」の発言という形で。</p>

<p>他人の発言を伝聞形式で紹介するなら、どんな証拠のない話でも許されると思ってるのだろうか？</p>

<p>更に、それでも心もとないのか、仮に番組が捏造じゃないなら、ネズミを食べた話に見える証言動画が捏造になると論じて、言い逃れも忘れていない（苦笑）</p>

<p>そんなに自信がないなら、記事にしなきゃいいのにと思うけどね。<br />
それじゃ、ネットの掲示板とレベルが変わらんではないか。<br />
それを信じて、更にネットに転載するマヌケが出るのだから、どうにもこうにも．．．</p>

<p><br />
で、流石にＮＨＫが反撃した。<br />
現在、戦争証言アーカイブスのトップページに、「おことわり」という欄を設けて、週刊ポストへの抗議文を公開している。<br />
<a href="http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/">http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/</a></p>

<p>同時に、当該証言部分のノーカット版を、<font color="yellow">静かに公開</font>した。<br />
<a href="http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/shogen/movie.cgi?das_id=D0001100674_00000&seg_number=004">http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/shogen/movie.cgi?das_id=D0001100674_00000&seg_number=004</a></p>

<p><font color="yellow">静かに</font>というのは、ノーカット版を公開したこと自体について、ＮＨＫは特に告知していないからだ。週刊ポスト同様、証言者に配慮しつつ、自らの正当性を証明する最低限の手段を講じたのだろう。戦争証言プロジェクトのメールマガジン購読者に対しても、週刊ポストへの抗議文の公開の件だけ伝えられた。（自分はこのメールマガジンで知った。）</p>

<p>そして、当該動画の再生テキストの中に、「誤解が生じる可能性があると判断したため、ノーカットで公開します。」とだけ書かれている。お陰で、該当部分が分かった。</p>

<p>見たら分かるが、ＮＨＫの週刊ポストへの回答書に、嘘は全くなかった。<br />
番組でカットされていた、証言と「すごい、抵抗感とかもあったんじゃないですか？」という女性の問いかけとの間も、人肉の食べ方の話だった。ネズミの話は、番組で使った証言より前の部分と、女性の問いかけに答えた証言の更に後の部分に出てくる。番組は、完全に証言に従った編集であったわけだ。</p>

<p>週刊ポストからすれば、当初編集されて公開されていたアーカイブスの証言動画が、「最も衝撃的で貴重な人肉食の話を割愛し、ネズミ食の話だけ残すような編集をしたというのも不自然な話だ。」と思って番組を捏造と思ったわけだが、衝撃的であるからこそ、公開に配慮があった可能性に、思いは至らなかったのだろうか。</p>

<p>週刊ポストのように、衝撃的なら記事にして良いとは、ＮＨＫは思ってないだけでしょ。</p>

<p>まあ、そもそも、証言動画のページから、クリック一つで番組の動画が見られるわけで、当初の証言動画でカットされていた部分がその番組でしっかり使われているのだから、両方ちゃんと見れば全てが伝わる。</p>

<p>おまけに、元々公開されてた証言動画だけでも、日本兵が友軍を撃ち殺して食べていた事が語られているわけで、殺してないけど死体は食べたという証言者の話より、十分に衝撃的な話が公開されていたわけだ。（まあ、そういう事実があったこと自体は有名なので、新事実でもなんでもないのだけど。）</p>

<p>もちろん、ネズミを食べた話も事実であって、捏造ではない。この方は、人肉を食べたこととネズミを食べたことをシームレスに語っており、両者に対し、最初は抵抗があったという話が掛かっているのだ。（ネズミと人肉が同等に語られていることは、ある意味衝撃かもしれない。）</p>

<p>このレベルを捏造と言い出したら、週刊ポストのこの記事はどういうレベルになるのかね？</p>

<p><br />
まあ、ここまで書いて今更だけど、週刊ポストがどうだとか、ＮＨＫがどうだというのは、実はどうでも良いとも思っている。</p>

<p>重用なのは、この戦争証言アーカイブスの存在が、もっと知られるべきなんじゃないかということだ。<a href="http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/search/shozoku.cgi?cat=sbnp&kw=%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E3%83%BB%E6%AD%A9%E5%85%B5%E7%AC%AC%EF%BC%92%EF%BC%93%EF%BC%99%E9%80%A3%E9%9A%8A">この番組で取り上げられた連隊の方々の証言</a>は、どれも貴重だ。辛い証言を、実名で番組にしたり公開することを承知してくれた方々の思いを、無駄にしてはいけない。日本人なら、見るべきだとも思う。</p>

<p>以前からそう思っていたのだけど、今回の記事をきっかけに、その思いを強くしたので、今回ブログで取り上げてみた。</p>

<p>もちろん、実名で証言して下さった方々に対し、これを責めるようなことがあってはならないし、週刊ポストの記事にもあったように、そっとしておいてあげるべきだ。週刊ポストは、とっとと謝罪しちゃいなよ。この問題が訴訟にでも発展したら、それこそ証言者に申し訳ない。</p>

<p>そうすれば、こんな記事がきっかけでも、戦争証言アーカイブスの存在が広く知られることになれば、意味があったと思う。</p>

<p>衝撃的な証言も沢山あるのだけど、それだけではない。面白いと言うと語弊があるけれど、興味深い話も埋もれている。暇な時間があれば、色々検索して見ることをオススメしたい。</p>

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    </content>
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<entry>
    <title>韓流とクール・ジャパン</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://maruko.to/2011/08/post-118.html" />
    <id>tag:maruko.to,2011://1.134</id>

    <published>2011-08-14T01:59:43Z</published>
    <updated>2011-08-14T04:43:39Z</updated>

    <summary>■クールＸＸＸ テレビ等の韓流過多を嫌うのは、自分も同じ。 だけど、嫌いなら見な...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="アニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="エンターテインメント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="国家戦略" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="公正取引委員会" label="公正取引委員会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="文化" label="文化" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>■クールＸＸＸ<br />
テレビ等の韓流過多を嫌うのは、自分も同じ。<br />
だけど、嫌いなら見なけりゃ良いだけと思っていた。ネットと同じ。<br />
なんせ、嫌いな番組なんて、韓流以外にも沢山あって、やらせだってなんだって沢山ある。<br />
しかも、やらせだからと悪いわけじゃないしね。<br />
川口浩探検隊とか、昔は大好きだった。子供心を、何度裏切られたことか（自爆）</p>

<p>なので、最近のフジテレビへのデモとか、みんな、どんだけＴＶ大好きっ子なんだよ？と驚きつつニュースに接した。</p>

<p><br />
遡れば、<font color="yellow">クール・ブリタニア</font>なわけだ。<br />
ブレア政権当時、来日してクラブシーンを盛り上げていた英国のＤＪなんか、実は英国の国家ブランド戦略の一環だったりした。<br />
そんな国家戦略とは知らずに、若者は英国に慣れ親しんだ。<br />
そしてもちろん、興味のない人は、保守による反対運動だの嫌英とか言わなかった。</p>

<p>もっと遡れば、ハリウッドへの憧れ、アメリカへの憧れは、反米と直結しなかった。<br />
日本のＴＶじゃ、韓流に負けないくらい、アメリカのドラマも流されてきたと思うのだけど、アメリカの陰謀とか工作とは言わない。<br />
ハリウッドの俳優をどんなにヨイショしたって、それも当たり前と、既に刷り込まれてる。<br />
「全米が泣いた」と宣伝され、何度騙されても、それを「デマだ」とは騒がない（笑）<br />
宣伝に見えないような番組で、ハリウッド映画を絶賛されたって、違和感を感じない。</p>

<p>だって、それがテレビだからね。<br />
そんなの、みんな知ってることだ。</p>

<p>何故、欧米は許されて、韓国のソレは許せないのか。単にやり過ぎという問題ではない気がする。自分も、上に韓流過多を嫌うと書いた通り、受け入れられないという感情がどこかにあるので、自分自身にどう説明できるか考えてみたりしたのだけど、そういうことを考えるのはちょっと面白い。</p>

<p><font color="yellow">ステルスマーケティング</font>が酷いとか言う話もあるけれど、それなら消費者庁の出番かもしれない。しかし、どっかの消費者団体が問題視してるという話も聞かない。<br />
まあ、民放からステルスマーケティングを完全排除できるなんて到底思えないけれど、それは「<font color="yellow">韓流に限らない問題</font>」として、十分に議論すべき課題だと思う。</p>

<p>個人的には、フジテレビはノイタミナ流してくれてるだけで、十分ですけど（自爆）</p>

<p><br />
しかし、忘れてはならないのは、我が国は、<font color="yellow">クール・ジャパン</font>を国家戦略にしてることだ。そして、韓流のアレも、「<font color="yellow">ＣＯＯＬ　ＫＯＲＥＡ</font>」な国家戦略なわけ。<br />
<a href="http://www.apalog.com/kurita/archive/937">http://www.apalog.com/kurita/archive/937</a><br />
日本の場合、ステルスし忘れて自分からクールですからと言っちゃって支持されると思ってるのが、むしろマヌケだろというのは、<a href="http://maruko.to/2010/04/post-83.html">過去にも書いてきた</a>。同じく英国を手本にした国家戦略を遂行する国同士として、むしろ韓国の手法は、参考にすべきと思っていたくらいの話だ。</p>

<p><br />
■コンテンツ規制<br />
ところが、韓国では日本の番組が規制されてきたし、中国だって国産アニメ振興で外国番組比率を決めており、かつてのように日本のアニメが中国で大量に放映されていた時代は終わった。中国が日本の影響を排除しようと、国産番組比率を定めた時は、少なくとも自分は彼らを非難した側だった。<br />
<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060830/108901/">http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060830/108901/</a><br />
<a href="http://www.toho-shoten.co.jp/beijing/bj200608.html">http://www.toho-shoten.co.jp/beijing/bj200608.html</a></p>

<p>そして日本は現在、韓国や中国に対し、コンテンツ規制の緩和・撤廃を要請している立場。<br />
<a href="http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents_kyouka/2011/dai2/gijisidai.html">http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents_kyouka/2011/dai2/gijisidai.html</a><br />
【資料３】参照<br />
ここで韓流を安易に排斥してしまったら、我が国がクール・ジャパンを海外に押し売りする戦略自体の正当性が失われてしまう（苦笑）</p>

<p>台湾が、国産番組比率を２０％から４０％に引き上げることになって、それを韓流排除だと喜んでる日本人に至っては、正気を疑う。<br />
<a href="http://hamusoku.com/archives/5459259.html">http://hamusoku.com/archives/5459259.html</a><br />
今は日本の番組が少ないから被害が少ない？<br />
永遠に負けてる前提かよ（＾＾；</p>

<p>パイが縮小すれば、韓流番組が減るのと同様、将来日本の番組が放送される可能性も確実に減る。コンテンツや文化の海外輸出拡大を国策としている以上、我が国にとって、大きいパイのままの方が良いに決まっている。これに逆行する動きに賛同するとは、それこそどこの国の回し者だ（苦笑）</p>

<p>韓流過多なテレビ局やそのスポンサーを、反日、非国民のように非難している人々は、クール・ジャパンをどう見ているのだろう。今、シェアで押されているからと、相手を排斥できるようなルール変更を喜んでいては、将来逆転を狙う手段が奪われる。</p>

<p>韓流排除のために、日本も他国のように外国番組規制をすべきなんて聞くと、何でそっち方面だけ中国や韓国の真似をしたがるのか、本当に不思議に感じる。</p>

<p><br />
かつてフランスは、日本のアニメを「<font color="yellow">文化侵略を行う敵</font>」と定義した。<br />
<a href="http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/anime1.htm">http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/anime1.htm</a><br />
韓流に反発してデモする人々は、この頃に日本が言われていたことを知っているのだろうか。</p>

<p>フィリピンでボルテスＶが放送禁止された経緯も、忘れてはいけない。<br />
<a href="http://www.nx.sakura.ne.jp/~haituu/nhktv.htm">http://www.nx.sakura.ne.jp/~haituu/nhktv.htm</a></p>

<p>日本のアニメは、国内で利益回収した後、安価に輸出され、粗悪なコンテンツとされていた。ディズニーのフルアニメが本物で、日本のリミテッドアニメは偽物と。安価だからと、粗悪なコンテンツによって文化侵略を許すな、と言われてきたわけだ。</p>

<p>しかしこれが、クール・ジャパンの源流にあることは、誰も否定できない。<br />
今のフランスのアニヲタを見るに、少しは侵略成功という気もしないではない（笑）<br />
日本のコンテンツも、もっと海外で排斥されるべきだったのかね？</p>

<p>（ちなみに、日本のアニメは残虐で、教育上相応しくないと海外で言われだした頃、子供に相応しいと言われたディズニーのアニメも、日本で作ってたりしたんだけどね（爆）<br />
目に見える部分を排除しても、ハッピーにならんのよね。まあ、日本で外国のコンテンツを制限するような法律を作ろうとしたら、アメリカ様が黙っておるまいが。）</p>

<p><br />
今回の騒動をよく理解できないのは、例えばこういう声。<br />
<a href="http://www.j-cast.com/2011/08/07103785.html?p=all">http://www.j-cast.com/2011/08/07103785.html?p=all</a><br />
＞行列に加わっていた女性は、フジの韓流偏重に「不快感」を感じていたと話し、<br />
＞「SNSを通じて巻き起こった、エジプトの革命のようなことが日本でも起これば面白いなって」</p>

<p>エジプト人に謝れ（苦笑）</p>

<p>まあ、色んな意見の参加者がいるとは思うけど、一見右翼的主張を左翼的行動原理で実現しようとする、自称保守な、その実は排外主義者にも見えるのだけど、なんとなく<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0">ファシスト</a>と呼ぶのが適当かもしれない。</p>

<p>彼らをネトウヨと呼ぶ人もいるみたいだけど、右翼というよりファシストな気がする。<br />
しかも、革命が起これば面白いって、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%B1%B1%E6%81%92%E4%B8%80">外山恒一</a>か（笑）</p>

<p>まあ、大した根拠はないけど、外山恒一は嫌いじゃないけどね。<br />
（<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4779115639/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=ranpou-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4779115639">デルクイ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=&l=as2&o=9&a=4779115639" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />は面白かったｗ）</p>

<p><br />
面白いのは、職を奪われるとか生命を脅かされるとか、生存に直結する訴えではなく、テレビが自分の好みでないという、世界にも稀な恵まれた欲求でデモをしている点にある。</p>

<p>自分は、右翼も左翼も、それぞれ一定の正しさを認める部分があると思っているし、ファシストにも一定の理解が可能とは思っているが、どうも今回のはダメだ。</p>

<p>そりゃ、昼間ＴＶつけたら、テレ東以外の民放が全部、韓流かショップチャンネルしか流してなかったりすると、心底ゲンナリする。フジテレビだけじゃないだろう。</p>

<p>でも、ＴＶ消すだけで十分なんだよな。（悪態くらいつくけどねｗ）</p>

<p>ネットで、ファビョッてるサイト見るのと、感想は同じ。公共性云々言う人は、まだテレビを過大評価してるのだろうけど、もうテレビなんてどうでも良いじゃん。<br />
ＮＨＫとテレ東とＭＸテレビがあれば（ｒｙ</p>

<p><br />
もちろん、彼らのような（相対的な意味での）第三者ではなく、実際に自らの仕事が侵されていると感じた当事者たる俳優などが抗議するのは、ある程度理解できる。しかしそれも、文句があるならハリウッドみたいに、自分らの職を守るための協定を結ぶように、労働組合運動すべきでしょ。</p>

<p>古今東西資本主義国家では、資本家に対抗するための手段なんて、限られてるわけ。ハリウッドなら全米映画俳優協会。だけど、今の日本人て、そういうのサヨクっぽくてかっこ悪いとか、偏見で自己防衛手段を放棄してないかい？<br />
日本俳優協会なんかは、この一連の問題に対して、何かアクションしてるとは聞かない。</p>

<p><br />
かつて我々がエコノミックアニマルと呼ばれ、経済摩擦の厳しかった頃、アメリカなどで日本製品のボイコットや破壊が行われ、その過激な映像がＴＶを賑わせていた。過激に日本製品の排斥運動をする外国人の映像をニュースで見る都度、子供心に「そんなにうちらの製品が優秀なのが羨ましいか」と内心ニヤニヤ、「あいつら馬鹿だなぁ」と思っていた。もちろん、日本製品が叩かれたのは、決してステルスマーケティングだからじゃなかったけどね。</p>

<p>ま、アメリカ人が日本車を破壊して、自国メーカーの車に乗ろうと気勢を上げていた頃、そのパーツの多くは日本製だったというオチはともかく、日本人なら、絶対にあんな馬鹿げた方法で抗議しないと思っていた。が、今起こっていることは、なんかそれを思い起こさせる。違いは、対象が無体物ってこと。破壊が難しい（＾＾；</p>

<p>通常、海外製品が安価に日本に売られることで、日本の事業者が損害を被るなら、ダンピングとしてＷＴＯ提訴するとか、<a href="http://www.jftc.go.jp/dk/futorenbai.html">公正取引委員会</a>の出番ではないか。</p>

<p>しかし、不勉強で分からんけど、コンテンツに対してダンピングて概念あるのかね？<br />
同等製品が存在しない前提というか、同じものなら著作権侵害の問題かな。<br />
だけど、同等の市場を争う同種のコンテンツは、確実に存在するわけ。<br />
しかも、著作物って、無限にコピーできる概念だから、安価に複製することは非難対象じゃないんだよね。</p>

<p>そういう意味で考えると、構造的には、ネットで違法に映画を無料配信されちゃって著作権者自らが怒るのと、安価な韓流ドラマに押されて市場を荒らされたと感じて俳優とかが怒るのと、ちょっと似てるかもしれない。</p>

<p>非常に難しいとは思うけど、仮にダンピングと定義できたとしても、やはり国内の同業者が声を上げなければ意味がない。国内の番組製作会社とか周辺は、韓流ドラマをどう考えているのか。市場を荒らされていると感じているのかね。</p>

<p>まあ、ＴＰＰに反対する農家みたいになったら、そもそもその業界はヤバイと思うけどね。<br />
コンテンツ分野は、元来輸入過多だけど、だからこそ、輸出を伸ばすべき成長分野と目されているわけで、保護対象になんてされたら、もう自称クールなんて恥ずかしくて二度と言えないと思うのだが。</p>

<p>だからこそ、自国ではコンテンツ保護してるような韓流も、クールには見えない。<br />
<a href="http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022401000298.html">http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022401000298.html</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E6%B5%81%E5%85%A5%E5%88%B6%E9%99%90">韓国での日本大衆文化の流入制限</a>とか、いい加減にしてくれ。</p>

<p><big><strong><font color="red">早く完全に同じ土俵に立たせろやゴラァ！</font></strong></big>（笑）<br />
話はそれからだ。</p>

<p><a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="horizontal" data-via="ranpou" data-lang="ja">Tweet</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script></p>]]>
        
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    <title>復興カジノ</title>
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    <id>tag:maruko.to,2011://1.133</id>

    <published>2011-07-26T03:34:58Z</published>
    <updated>2011-07-26T10:01:37Z</updated>

    <summary>最近、仙台カジノ構想とか、カジノで被災地復興をという話が、新聞等でも頻繁に取り上...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
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        <category term="エンターテインメント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="カジノ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="東日本大震災" label="東日本大震災" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>最近、仙台カジノ構想とか、カジノで被災地復興をという話が、新聞等でも頻繁に取り上げられるようになった。</p>

<p>自分は以前から、震災と関係なくカジノ賛成で、そのことは<a href="http://maruko.to/2010/03/post-81.html">ここでも書いてきた</a>ので、大変良い動きだと思っている。</p>

<p>ただし、観光や雇用、周辺産業等へのプラスの経済効果を生じさせるための手段であるはずのカジノが、キーワードが一人歩きし、カジノそのものが目的化しそうという不安が、少々ある。</p>

<p>例えば、ラスベガスのような、カジノを中心とした複合エンターテインメント・シティ（と言う呼び名が適当かどうかは別にして）と、ソウルのような、普通の街中のホテルにカジノがあるだけとでは、同じカジノでもその意味が全然違う。</p>

<p>日本では、この違いですら理解できていない人が少なくないだろうが、復興カジノであれば、どちらかと言えばラスベガス型だろう。（もちろん今なら、マカオやシンガポールなど、参考にすべき形態は色々あるが。）<br />
ところが、巨大な街を作ろうとする時に、個別の施設の話が先行しているような話を見かけるに、少々心配な感じがしている。</p>

<p>誤解を気にせずに言うなら、ラスベガスを目指すと言いながら、ソウルのカジノくらいしか出来上がらない手法になってやいないか？という感じか。</p>

<p>例えば、ラスベガス、マカオと言えば、誰もがカジノを連想する。しかし、ソウル、インチョンと聞いてカジノを連想するのは、自分のようなカジノ好きだけだ。復興のための仙台カジノ構想というからには、今後仙台と言えば、世界中の観光客がカジノを連想するような、壮大なプロジェクトを目指すハズだ。</p>

<p>そういう時に、仙台空港近郊にカジノが１つできるとか、関連施設の具体案を話し合うとか、そんなのはどうでも良いことだ。</p>

<p>そもそもそんなことは、そこでカジノ開業を許された民間業者が中心になって考えることだ。（もちろん今回は、震災復興という性格上、地元の意見が尊重されるべきだろうが。）現時点における個別の施設の具体案などは、特定の業者が当該事業を請け負うことが予め決まっているような、怪しい癒着の存在する状況でなければ、無意味なはずだ。そういう矮小化された議論に陥らないよう、今後の報道を注視したい。</p>

<p><br />
ところで、一つ誤った記事を見つけた。</p>

<p>「"復興"カジノが仙台にできる！菅退陣にらみ加速」<br />
<a href="http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110723/plt1107231519001-n1.htm">http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110723/plt1107231519001-n1.htm</a></p>

<p>菅退陣は関係ないだろと思うが、そこは産経のzakzakなんで仕方ない（笑）<br />
問題は以下。<br />
<--<br />
<em>「２００５年にハリケーン・カトリーナがニューオーリンズを直撃し、同地は壊滅的な被害を受けた。同地はもともとカジノが原則禁止で、ミシシッピー河の船上で例外的に認められていたにすぎなかった。だが、この被害で方針を転換し、復興財源確保から陸上でのカジノ解禁に踏み切った」</p>

<p>　そのニューオーリンズは、いまやラスベガスに次ぐ一大カジノ・リゾートに変わり、「年間の売上高は５００億円を超え、地元経済の活性化に寄与している」（先の関係者）。</em><br />
--></p>

<p>これは、とても誤解を生むし、間違っているとも言える。</p>

<p>ミシシッピ川はニューオーリンズを流れていて、確かにハリケーンで、ニューオーリンズは甚大な被害を受けた。しかし、ハリケーン前から、ニューオーリンズの街中には１軒カジノがあった。</p>

<p>船上カジノを例外として認めていたのではなく、船上カジノを原則認めて、陸地のカジノを例外的に認めていたというのが正しいのではないか。何をもって、カジノが原則禁止だった等と言っているのか、理解に苦しむ。</p>

<p>しかも、その陸地の１軒は、かなり巨大だった。<br />
そこで負けたことがある人間が言うのだから、間違いない（自爆）</p>

<p>２０００年にニューオーリンズで<a href="http://www.siggraph.org/s2000/">SIGGRAPH</a>があって、会社の出張で行ったついでに、旧ハラース・エンターテインメント（現シーザース・エンターテインメント）のカジノで大負けしたｗ<br />
<a href="http://maps.google.co.jp/maps/place?q=Harrah%27s+New+Orleans&hl=ja&cid=8438002675536921036">http://maps.google.co.jp/maps/place?q=Harrah%27s+New+Orleans&hl=ja&cid=8438002675536921036</a></p>

<p>確かにハリケーン後、ニューオーリンズは、カジノを活用した街の再建を計画した。しかし、原則禁止からの方針変更というより、当時も「カジノ拡大」と報道されていたはずだ。</p>

<p>市長は、５００室以上の大型ホテルであればカジノ併設を許可するという新方針を打ち出しつつ、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC">フレンチ・クオーター</a>内のホテルには、カジノを許可しないと言ったと報道されていた。観光資源として、既に十分に魅力がある地域は、カジノから守る姿勢も示したわけだ。<br />
その後の詳細は、あまり報道されていないので、正直よく分からない。<br />
（また行ってみたいなぁ～）</p>

<p>しかし、議連関係者とやらが、「年間の売上高は５００億円を超え」ることが地域経済の活性化に寄与していると言うこと自体、ニューオーリンズを理解していないのではないかと思う。元々メジャーな観光地であるニューオーリンズ市の税収（大半が観光収入）は、ハリケーン前の２００４年で約４９億ドル。当時は１ドル１１０円くらいの時代なので、約５４００億円だ。しかも、元々カジノもあったことは上記の通り。すると、５００億円のうち、増えたカジノの純粋な効果って、ナンボ？</p>

<p>アメリカでも有数の観光地という前提条件のあるニューオーリンズにカジノが増えたことを、観光立国発展途上の日本の仙台にカジノを作ることの引き合いに出すこと自体、とても不適切に感じる。</p>

<p><br />
そこで、議連関係者とやらの知識がいい加減という前提に立ってみると、もしかして、ミシシッピ州の話もごっちゃになっているのではないかと思えてきた。ミシシッピ州も、ハリケーン被害を契機に、復興のためにカジノ法を改正した。ニューオーリンズにミシシッピ川は流れているが、あそこはルイジアナ州だ。この議連関係者とやらは、ニューオーリンズがミシシッピ州にあると誤解してやいないか。話がゴッチャになっている気がする。</p>

<p>水上で限定的にカジノを認めていたのを、陸上でも認めるように法改正して震災復興に成功したのは、ミシシッピ州なんで。</p>

<p>まあ、間違っていようと、実際に参考にすべき成功事例があるなら、目くじらたてる程のことではないとも思う。しかし、要はその程度のいい加減な知識しかない人々が、この議論を間違った方向に利益誘導しやしないか、そういうのがとっても心配なんだよね．．．</p>

<p><br />
ミシシッピ州の、震災からの復興のためのカジノ活用の成功については、以下の方のブログに大変詳しい資料があったので、興味のある方は参考にどうぞ。<br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/5093310.html">http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/5093310.html</a><br />
「2)カジノは産業を生む」の「＜参照＞」のリンク先から、資料をダウンロードできます。</p>

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</p>]]>
        
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    <title>復興五輪は買収で？</title>
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    <id>tag:maruko.to,2011://1.132</id>

    <published>2011-07-17T01:12:17Z</published>
    <updated>2011-07-20T09:48:19Z</updated>

    <summary>東京は、被災地支援のために被災者意識を持つことは、重用だとは思う。電力供給源の原...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
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        <category term="政治" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="東日本大震災" label="東日本大震災" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p>東京は、被災地支援のために被災者意識を持つことは、重用だとは思う。電力供給源の原発が壊れたという意味じゃ被害があるし、確かに地震で死者も出た。しかし、いわゆる復興が必要というほどの物理的損害は少ない。東北はもとより、お隣の千葉と比べても、「被災地です」なんて言えた柄ではない。食の不安の問題は、東京が地方の食材に依存しているからだし、放射性物質の影響も、電力使用が不便なのも、東京の被害の直接の結果ではない。経済的損失は、間接的なものだ。</p>

<p>そんなところで、東京が「<font color="red">復興五輪</font>」なんて言うのが、正直、都民として恥ずかしくてしょうがない。</p>

<p>前回招致失敗した時も、招致賛成してる都民に会ったことがなかった（話題になると、誰もが馬鹿にしていた）。今だって、やるにしても東北主体なら分かるが、東京が主体になることを不思議がっている意見が大半ではないか。</p>

<p>津波が日本人の<font color="yellow">我欲</font>を洗い流すと言って４月に再選した都知事は、どうしてそこまで、オリンピックを招致したいという<font color="yellow">我欲</font>を捨てられないのだろうか。</p>

<p>東京自体に大義がないのに、被災地の皮を被って同情を買ってまで、どうしてオリンピック招致したいのか、理解できない。高度経済成長期からバブルまでドップリ堪能した世代って、欲深くなっちゃうものなのだろうか。それとも、人間、歳をとると、厚顔無恥になるってやつか。</p>

<p>関係ないのだけど、ふと昔、新宿西口で傷痍軍人の格好で物乞いしている人を、「偽物じゃないの？」と冷ややかに眺めていたのを思い出した。</p>

<p><br />
前回、２０１６年の招致に失敗した時、都知事は<br />
<a href="http://www.news24.jp/articles/2009/10/04/07145004.html">http://www.news24.jp/articles/2009/10/04/07145004.html</a><br />
「他国のプレゼンテーションに比べて、格段に良かったと思うが、得点につながらないという裏に見えない力学が作用するのかな」とか、フランスの戦闘機購入と引換えにブラジルが<font color="red">買収工作</font>をしたとか、ペラペラと負け惜しみを口にして、それが国際的にニュースになって、反感をかった。</p>

<p>『リオが"石原発言"に抗議 「ブラジルを侮辱」』<br />
<a href="http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100601000869.html">http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100601000869.html</a></p>

<p>こんな形でＩＯＣ批判をした人間が、どうやったら再評価されると思っているのだろう？</p>

<p>答えは簡単。<br />
都知事は、前回の失敗から学んだことを生かすと言っている以上、<font color="red">買収工作</font>という見えない力学とやらを活用するわけだ。正攻法じゃ勝てず、<font color="red">買収工作</font>に負けたと公言しているのだから、学んだ手法とは他にない。</p>

<p>是非、記者の人には、記者会見とかで都知事に質問して欲しいポイントだ。<br />
「<font color="red">買収工作</font>にいくら予算を？」とか（苦笑）</p>

<p>で、「都は汗をかいて金も出す、施設もつくるから」とか言ってる。<br />
<a href="http://www.afpbb.com/article/sports/sports-others/sports-others-others/2813460/7507098">http://www.afpbb.com/article/sports/sports-others/sports-others-others/2813460/7507098</a></p>

<p>他の新聞じゃ、「都が汗をかいて血みどろになって金と施設をつくるから」とも表現されていた。</p>

<p>既存施設を使いまわすって話が吹っ飛んでるのもアレだけど、やっぱ、今<font color="red">買収</font>に使う金があったら、そのまま復興に使って欲しいよ。</p>

<p><font color="red">買収工作</font>でオリンピック招致できて、都知事の<font color="yellow">我欲</font>は満たされるとしても、本人は開催まで生きてるかどうかも分からないのに．．．キモイなぁ。</p>

<p>今、都民としては、気持悪さと恥ずかしさが同居した、キモハズイという不思議な気持ちだ（涙目）</p>

<p><a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="horizontal" data-via="ranpou" data-lang="ja">Tweet</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script></p>]]>
        
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    <title>陸前高田へ：続き</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://maruko.to/2011/06/post-115.html" />
    <id>tag:maruko.to,2011://1.131</id>

    <published>2011-06-22T06:24:47Z</published>
    <updated>2011-07-13T23:59:45Z</updated>

    <summary>前回の続き。 さて、今回参加した難民支援協会（ＪＡＲ）の陸前高田における被災地ボ...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
        <category term="日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="難民" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="難民支援協会" label="難民支援協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maruko.to/">
        <![CDATA[<p><a href="http://maruko.to/2011/06/post-114.html">前回</a>の続き。</p>

<p>さて、今回参加した難民支援協会（ＪＡＲ）の陸前高田における被災地ボランティアは、金曜夜に仕事を終えて参加し、月曜は早朝に戻れるのでそのまま出社できる。とはいっても、流石に月曜は有休という人が結構いた。ボランティア休暇があるという人も。<br />
（学生の参加者も多かったのは、金銭的な理由が大きいのかもしれないが。）</p>

<p>しかし、<a href="http://www.refugee.or.jp/event/2011/06/13-1127.shtml">ＪＡＲのＨＰ</a>を見れば分かるが、参加は何も、金曜からの３泊４日（車中２日）だけではない。もう一週間いて翌週帰っても良いし、そもそも交通費を払うつもりなら、往復に手配されたバスに乗らずに、平日だろうと自腹で行って、現地でＪＡＲのボランティアに合流できる。（なお、平日のボランティアは人数が激減してしまうそうだ。当たり前だけど。）</p>

<p>だから、今回も行きと帰りの人数は違ったし、現地で前週から活動してる人とも合流したし、活動後の日曜のうちに新花巻から自腹で新幹線で帰ることもできる。説明会への参加と、事前の参加申込みや合意書の提出などをちゃんとしていれば、日程は自由なわけだ。</p>

<p>長期参加できると、現地で可能なボランティアの内容も色々あって、災害ボランティアセンター（ＶＣ）での仕事もあったりする場合がある。毎日やってくる個々のボランティアへの対応や、ボランティアと被災者を結ぶマッチングなども、これまたボランティアが入っている。</p>

<p>また、女性の被災者への対応のための、女性限定のボランティア活動もあることがあり、行きのバスの中で希望者を募っていた。</p>

<p>被災地でのボランティア活動とは、力仕事ばかりではないわけだが、長期活動して現地ＶＣと信頼関係を構築できているＮＰＯの活動に参加することで、個人の参加とは違うことができる可能性があるということだろうか。これは、一つのポイントだろう。</p>

<p><br />
では、実際に参加して感じたことを。</p>

<p>■準備段階<br />
まず、<font color="yellow">マスク</font>について迷った。<br />
少し前のニュースでは、家屋からのアスベストをボランティアが吸い込んでしまう危険が話題になっていた。マスクは用意してくれるとはいえ、顔にフィットしないと意味がない。様々な種類もある。だから、防塵マスクがどんな形態のものか気になっていた。</p>

<p>結果としては、Ｎ９５の折りたたみ式の使い捨て防塵マスクが配布され、使いやすかった。しかし、以前も参加したという人の話では、以前は違う種類のマスクだったとのこと。つまり、特に種類は決まってないようだ。作業中、マスクが息苦しいと外してしまう人もいたのだけど、配布されるマスクが合わずに外してしまうくらいなら、自分に合ったマスクを持参した方が良いかもしれない。どういう現場に派遣されるかによって、マスクの必要性が低い場合もあるけれど、活動内容はＶＣの指示次第なので、気にし過ぎない程度に気をつけるしかないとも思う。<br />
--<br />
<font color="yellow">＞追記</font><br />
現在は、マスクは参加者負担に変更となったとのこと。最低限、顔の大きさに合わせてサイズくらい気をつけて選ぼう。<br />
--</p>

<p>また、<font color="yellow">服装</font>も悩んだ。<br />
作業の安全のためには、長袖が必須ということになっている。が、晴れた日の外での力仕事なら、長袖はきつい。しかし、夜のテントは寒そうだ．．.荷物を減らしたいのだけど．．．</p>

<p>結果として、Ｔシャツと、その上に長袖で頑張った。特に日曜が暑かったのだけど、Ｔシャツで活動する人も多く、その一人が軽い怪我をしていた。擦り傷で、長袖なら防げた感じ。まあ、これから夏の長袖はムリというのも分かる。正解はないけど、軽装なら余計に気をつけるしかないってことで。</p>

<p>それから、個人差はあるにしても、<font color="yellow">耳栓</font>を持参すべきかと（＾＾；<br />
バスで寝るにも、テントで寝るにも、耳栓がないと寝不足になるかもしれない。キャンプ地に到着すると、テントで一緒になる面子を自由にその場で決めるのだけど、幸い自分のテントの皆は静かでも、他所のテントの声もかなり聞こえるので、イビキ対策はおすすめ。</p>

<p>■１件目<br />
依頼者の家の周辺の、土砂と瓦礫で流れなくなった排水路を復活させる。土砂は土嚢袋に詰め、刈った雑草や瓦礫と共に道路沿いに山積みし、回収できるようにする。</p>

<p>リーダーから簡単な指示をされただけで、誰も文句言わずに、各自が手にした道具で、ひたすら重労働をする。一輪車（猫車）を使ったのなんて、高校の野球部のグランド整備以来かもしれない。午後になると、ちょっとしたことで息があがってしまい、最近のヘタレ生活を反省しつつ、みんな凄いなぁと関心。</p>

<p>瓦礫と言っても、やはり色々なものが出てくる。「MY ALBUM」と書かれたＣＤ－ＲＯＭや、フィルム、ビデオテープ、レコード、写真など。思い出の品は別にして、後でＶＣにサブリーダーが引き渡していた。</p>

<p>また、あまり適切ではないが、休憩する都度に依頼者のおばさんが様々なもてなしをして待ってくれており、ご好意に甘えさせていただいた。というか、断れる状況にない（＾＾；</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_3782_cut.JPG" src="http://maruko.to/2011/06/22/photo/IMG_3782_cut.JPG" width="568" height="372" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>２０人もいるのに、一人２つ分のお餅を焼いて持ってきてくれ、イチゴを潰して牛乳かけたり、昼には味噌汁、更に様々な果物をヨーグルトに入れて．．．美味しい！</p>

<p>でも、おばさん、そんなに気を遣わないで！</p>

<p>別の近所のおじさんからも、どこから来たのかとか聞かれて、応えると突然お礼を言われてしまい、何と言葉を返して良いのか戸惑ってしまった。道ですれ違う人からも、ありがとうとお辞儀をされてしまう。こちらこそ、こんなことしかできなくて申し訳ないです。</p>

<p>■２件目<br />
依頼者の家の周辺の瓦礫と、室内のあらゆるものを捨てて欲しいと。</p>

<p>外の瓦礫はともかく、所有者の明確な家に土足で上がって家財道具を捨てるというのは、やはり違和感がある。依頼者のお婆さん曰く、必要なものは全て運び出したので、残っているものは全て捨てて良いというのだけど、津波をかぶってないものもあれば、高そうな品、何かの記念の品だの、普通なら捨てないようなものが沢山ある。最初の頃は、お婆さんに皆が確認を取っていたけれど、ついには「１０００万円出てきても聞かないで捨てて良いから（笑）」と言われてしまう。一つ一つ聞かれてしまえば、どれも思い出があって捨てられなくなってしまうけど、これ以上持って行けないのだから、聞かずに捨ててくれと。そっか．．．</p>

<p>その家は、取り壊しは決まっているのだけど、解体業者の順番待ちで、年内に壊してくれるかどうかも分からないという状況だそうで、つまりはそれまで、住めない家の建っている土地をどうしようもない。どうしようもない話を聞いてしまうと、なんとも切ない。</p>

<p>しかし、とにかく喜んで、色んな話をしてくれる。津波が来た時の危機迫る話から、避難所で１０日ほどしてから、孫がお菓子を食べたいと言い出した話。瓦礫に埋まった車に東京の美味しいお菓子が入ってたと言ったら、皆で掘り起こそうという話になって、掘り起こしたら車が壊れてなくて、孫はお菓子で喜んで、自分は今も車に乗れている。お菓子のお陰で、車を諦めなくて良かった（笑）とか。</p>

<p>そんな話をしている場所から、昼休みにちょっと歩いてみたら、家の形すら残ってない、広大で、言葉も出ない風景が広がっていたのだが。</p>

<p>■３件目<br />
海岸線が後退した海の近く、入り込んだ海水の大きな水溜りと瓦礫の山が入り組んでいる場所で、瓦礫の山を、回収できるように道路沿いに移動させる。</p>

<p>地図なら、目の前は陸があって道路が通っているはずのところが、海になっている。自分のemobileのスマホで、ＧＰＳ使って地図見たけど、目の前の風景とのギャップから、通信に失敗して地図が更新されてないのかと思った。バスも、ここに辿り着くのに道に迷っていた。</p>

<p>海水の水溜りに瓦礫の角材で近道を渡し、何度も往復。瓦礫の山は、家電や寝具、網や板切れに、何やら長いパイプや、一人じゃ持ち上がらない丸太まで、色んなものがスパゲッティー状態。３・４人で担げるものは良いのだけど、どう頑張っても動かせない太さの丸太も。ＶＣで借りてるノコギリで切れるような太さでもない。チェーンソーが必要じゃないかと思った。ところがその丸太は、留学生と難民が、ロープを上手く使って担ぎ棒を通し、見事に運び出してくれた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_3869.JPG" src="http://maruko.to/2011/06/22/photo/IMG_3869.JPG" width="568" height="426" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>■気になった点<br />
まず個人的に驚いたのだけど、そもそもＪＡＲの活動に関して理解してない参加者が多かった。（それが悪いという意味ではない。今回は被災者支援なので、それで構わないのだろう。）</p>

<p>が、日本の難民問題を知らない参加者からは、難民と普通に友達のようになって、メアド交換して、今度飲もうみたいな話が聞こえてきてしまう。ＪＡＲからは事前に、ボランティア期間中の難民との接し方について確認事項が提示されており、ボランティア活動以外で個人的関係につながる行為は、一応禁じているのにだ。（難民の方々は色々な問題を抱えている場合があるので、個人的に問題に関わってしまったりすると適切ではないと言われている。）</p>

<p>参加者は、難民に対する最低限の理解をしておく必要があると思うのだけど、ＪＡＲの説明や配布資料は控えめで、どうも伝わってないのではないかな。</p>

<p>ＪＡＲが、被災地支援活動にかこつけて難民支援を積極的に宣伝しようという意思がないのは、とても良い姿勢とは思うのだけど、結果として確認事項も参加者に忘れられてしまうなら、もう少し難民問題を主張してみても良いのかもしれない。（逆に、難民問題を知らない人こそ、普通に接することができるという見方もあるかもしれないが。）</p>

<p>次に、被災地での写真撮影について、かなり気を遣った。事前に、リーダーから厳重注意もあったが、ボランティアに来たのか写真撮影にきたのか分からないような、撮影ばかりしていた酷いボランティアの話が、一つの伝説のようになっているようだ。</p>

<p>しかし、写真撮影を一律に禁止するというのも行き過ぎな話であって、休憩時間に、節度を守った撮影は良いだろうという意見も出た。依頼者とうちとけて、別れ際に一緒に集合写真も撮ったりもしていたが、撮影の前に相手の許可を得るくらいの気遣いは必要とされていた。</p>

<p>このブログもそうだが、現地の今の様子を他人に伝えることは、無駄ではないと思っている。活動中は撮影せず、休憩時間や活動終了後、バスでの移動中等に写真を撮った。</p>

<p>なお、共にボランティアをする難民の顔写真の撮影、ブログ等への掲載は、難民問題の特殊性から、本人やＪＡＲから同意を得た以外は、確認事項として禁止されている。（自分も、このブログも含め、Twitterの情報発信についても、ボランティア参加申込みの段階で、ＪＡＲに申請している。）</p>

<p>ま、あんまりこういうことを書くと、ボランティア面倒と思う人が出ると困るのだけど、まだまだ被災地は人手不足なんで、今からでも遅くないので、なかなか準備が大変だと思って躊躇している人は、ＪＡＲのボランティアに参加することは、とてもおすすめする。</p>

<p>■蛇足<br />
被災地にゴミを増やさないため、自分が出したゴミは、極力持ち帰った。帰りにバスが止まったサービスエリアのゴミ箱からは、大量にゴミが路上に溢れており、サービスエリア全体に異臭を漂わせていた。あれが、ボランティア帰りに捨てられたものでないことを祈る。</p>

<p><a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="horizontal" data-via="ranpou" data-lang="ja">Tweet</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script></p>]]>
        
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    <title>陸前高田へ</title>
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    <published>2011-06-19T19:15:44Z</published>
    <updated>2011-07-13T23:44:28Z</updated>

    <summary>久々の更新です。今年は某受験は回避しました。ヘタレです。 ヘタレなんで、なかなか...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
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        <category term="日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="難民" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="東日本大震災" label="東日本大震災" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="難民支援協会" label="難民支援協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p>久々の更新です。今年は某受験は回避しました。ヘタレです。</p>

<p>ヘタレなんで、なかなか体を動かすボランティアは出来ずにいたけれど、このブログでも過去に登場した<font color="yellow">難民支援協会（ＪＡＲ）</font>が、東日本大震災後からは震災支援活動も行っており、やっとこれに参加し、今その帰りのバス。</p>

<p>難民支援のＮＰＯが、何故震災支援をするのかと疑問に思うかもしれないが、日本在住の難民の方々から、是非とも被災地でボランティア活動をしたいという要望が多かったそうで、それに応えた形で実現したそうだ。新聞やＴＶで、被災地でボランティア活動する外人が何度か取り上げられているが、その中にもＪＡＲ経由の参加者がいるようだ。<br />
（まあ、今回は普段別の活動をしているＮＰＯが震災支援も行う例は、<a href="http://maruko.to/2011/03/post-109.html">日本ユニバの件</a>などもあり、珍しくないのだろう。）</p>

<p>とは言っても、参加者を難民に限定しているわけではなく、広く一般に参加募集をしている。日本人だろうと外人だろうと関係なく参加できるが、難民と共に活動をする点が、ＪＡＲの震災支援ボランティアの特徴と言える。</p>

<p>難民の方々というのは、それぞれ複雑な背景があるので、彼らと行動を共にするには、難民問題に関するそれなりの理解が必要だ。ちょっと古くてリンクも切れてる部分があるが、以下のエントリーなど多少は参考になるだろうか。<br />
<a href="http://maruko.to/2009/03/post-10.html">http://maruko.to/2009/03/post-10.html</a></p>

<p>そういった前提条件をクリアーしているとして、ＪＡＲのボランティアに参加するとなると、以下の部分をＪＡＲが用意してくれる。</p>

<p>・東京からの花巻までの往復バス<br />
・花巻のキャンプ場から被災地への往復バス<br />
<strike>・ボランティアに必要な道具（長靴、軍手、マスク、ショベル等）</strike><br />
・テント、寝袋、キッチンセットを含むキャンプ道具<br />
・ボランティア保険（天災Bプラン）</p>

<p>活動場所は陸前高田だが、キャンプ地は花巻と、ちょっと遠い。これは理由はあるのだが、今後はもう少し近場への移動も検討しているそうだ。</p>

<p><iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?f=d&amp;source=s_d&amp;saddr=%E5%B9%B3%E5%A1%9A%E3%83%BB%E8%8A%B1%E5%B7%BB%E4%BA%A4%E6%B5%81%E3%81%AE%E6%A3%AE&amp;daddr=%E9%99%B8%E5%89%8D%E9%AB%98%E7%94%B0%E9%A7%85%EF%BC%88%E5%B2%A9%E6%89%8B%EF%BC%89&amp;geocode=FfPNWQIdoGZoCClTC6oH-GOPXzGADWZukHWJCg%3BFahKUwIdFwlxCClL__MW1qKIXzGYHhZOIXJRwg&amp;hl=ja&amp;mra=ls&amp;dirflg=d&amp;sll=39.439673,141.059786&amp;sspn=0.005551,0.009742&amp;brcurrent=3,0x5f8f3614302d1c17:0xc3cfba18c8b08f0b,0&amp;ie=UTF8&amp;ll=39.230126,141.344604&amp;spn=0.744636,1.167297&amp;z=9&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?f=d&amp;source=embed&amp;saddr=%E5%B9%B3%E5%A1%9A%E3%83%BB%E8%8A%B1%E5%B7%BB%E4%BA%A4%E6%B5%81%E3%81%AE%E6%A3%AE&amp;daddr=%E9%99%B8%E5%89%8D%E9%AB%98%E7%94%B0%E9%A7%85%EF%BC%88%E5%B2%A9%E6%89%8B%EF%BC%89&amp;geocode=FfPNWQIdoGZoCClTC6oH-GOPXzGADWZukHWJCg%3BFahKUwIdFwlxCClL__MW1qKIXzGYHhZOIXJRwg&amp;hl=ja&amp;mra=ls&amp;dirflg=d&amp;sll=39.439673,141.059786&amp;sspn=0.005551,0.009742&amp;brcurrent=3,0x5f8f3614302d1c17:0xc3cfba18c8b08f0b,0&amp;ie=UTF8&amp;ll=39.230126,141.344604&amp;spn=0.744636,1.167297&amp;z=9" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

<p>まあ、とにかくある意味お得だ。お得な必要は無いがこれで参加したいという人は、別の形でその分寄付するとかありかもね。まあ、応募者多数の場合は、選考もあることになってるけど。</p>

<p><small>（自分の場合、ＪＡＲには本来の難民サポートの他に、震災支援活動に対する寄付も別口でしているので、結局自腹を切っている以上に、何か不思議な感じだ。お前、仕事辞めて無職になってるのだから、他人に寄付してる場合じゃねーだろというつっ込みは禁止（笑））</small></p>

<p>後は、自分で持っていくのは<br />
・食料（自炊or花巻のスーパーで調達可能）<br />
・常備薬<br />
・防寒具を含む自分の服<br />
・入浴用品（有料の温泉がある）<br />
・ポケットライト</p>

<p>あとは、電源の数が少ないので、携帯の充電方法を準備する、程度ということになる。つまり、かなり身軽で済むので、週末に気軽に参加できるだろう。</p>

<p>詳しくは、以下のＪＡＲのサイトを参照のこと。<br />
<a href="http://www.refugee.or.jp/event/2011/06/13-1127.shtml">http://www.refugee.or.jp/event/2011/06/13-1127.shtml</a></p>

<p>事前の説明会に参加し、いくつかのＪＡＲとの合意事項について書類提出を要するので、いきなり当日から活動には参加できないので、要注意。</p>

<p>また、今のところ７月まで予定が発表されているが、もっと先も予定はあり、夏休みになれば学生の参加者が増えるだとうとのことだ。</p>

<p>と、ちょっとこれだけで長めになったので、現地の話はまた後日。</p>

<p>なお、ブログに書きますよとは、事前にＪＡＲに伝えてあります。</p>

<p><font color="yellow">＞追記</font><br />
「ボランティアに必要な道具」は、参加者負担に変更になったそうです。ご注意を。</p>

<p><a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="horizontal" data-via="ranpou" data-lang="ja">Tweet</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script></p>]]>
        
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    <title>「～がなくても生きていける」か？</title>
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    <id>tag:maruko.to,2011://1.129</id>

    <published>2011-04-10T21:19:40Z</published>
    <updated>2011-12-26T14:57:31Z</updated>

    <summary>http://www.yomiuri.co.jp/election/local/...</summary>
    <author>
        <name>ranpou</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p><a href="http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110410-OYT1T00573.htm">http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110410-OYT1T00573.htm</a><br />
（2011年4月10日21時17分  読売新聞）</p>

<p>＞パチンコと自動販売機で合わせて<font color="red">１０００万キロ・ワット</font>近い電力が消費されている<br />
＞パチンコする人は我慢なさい、自販機がなくても生きていける</p>

<p>石原という人は、またサラッと大嘘つくよな。本人は、事実だと誤信してるのだろうけど、まあ高齢者だから仕方ないか。<br />
このインタビューがＴＶで流れてたけど、<font color="red">kW</font>と<font color="yellow">kWh</font>の区別ができてないらしく、福島の原発から供給している電力と丁度同じだと、とんでもないデマを真面目に語っていた。もともとは、読売新聞が東京ドームの消費電力が大きくないと主張するための記事で、他の産業と比較したのが始まりみたいだ。</p>

<p>３月２４日の記事によれば、東京電力管内の主な産業や施設などの１日あたりの電力使用量として、以下のように紹介されていた。<br />
自動車・電機など ：４６１７万<font color="yellow">kWh</font><br />
化学　　　　　　　：２４７０万<font color="yellow">kWh</font><br />
鉄鋼　　　　　　　：１７５３万<font color="yellow">kWh</font><br />
鉄道　　　　　　　：１７２６万<font color="yellow">kWh</font><br />
食品　　　　　　　：１５３０万<font color="yellow">kWh</font><br />
パチンコ　　　　　　：４１５万<font color="yellow">kWh</font><br />
飲料自販機　　　　　：４００万<font color="yellow">kWh</font><br />
東京ディズニーリゾート：５７万<font color="yellow">kWh</font><br />
東京ドームプロ野球１試合：４万<font color="yellow">kWh</font></p>

<p>パチンコと自販機合わせても、１日で８１５万<font color="yellow">kWh</font>なんだけど、パチンコは１日１２時間営業とするなら、<br />
４１５万<font color="yellow">kWh</font>÷１２h≒３５万<font color="red">kW</font><br />
自販機は２４時間稼動してるだろうから、<br />
４００万<font color="yellow">kWh</font>÷２４h≒１７万<font color="red">kW</font></p>

<p>だから、合計するなら５０万<font color="red">kW</font>くらいってのが事実で、どう計算しても１０００万<font color="red">kW</font>なんてない。ちょっと考えれば、福島の不足分がパチンコと自販機だけで足りるなんて、有り得ない話だと気付くはずなんだけどな（苦笑）</p>

<p>おまけに、パチンコや自販機が電気を食うにしても、今はどっちも節電やってるから、実際はもっと少ないだろうね。<br />
彼のような誤解は、ネット上に出回ってるみたいだけど、あの人意外と、<font color="yellow">ネットがソース</font>みたいな話が多い気がする（＾＾；<br />
--<br />
＞追記<br />
読売の記事を紹介してパチンコを批判するサイトの多くは、記事を書き写す時点で<font color="yellow">kWh</font>を<font color="red">kW</font>に間違ってる（故意？）ものがゾロゾロなのだ。それじゃあ、自動車・電機＋化学だけで、東電の供給力をオーバーしてしまうのだけど．．．<br />
--</p>

<p>大体、<font color="yellow">「～がなくても生きていける」</font>なんて基準で規制が正当化され始めたら、全ての娯楽がアウトだ。彼が、娯楽全般がなくても生きていけると思っているなら、パチンコを規制することの波及効果は絶大だけど。（まあ、原発ならなくても生きていけるとは思うけどｗ）</p>

<p>パチンコ産業が衰退すると、ソフトを供給しているＣＧ・ゲーム業界も落ち込んで、<a href="http://maruko.to/2010/03/post-81.html">映像産業全般に深刻な影響</a>が出るだろう。また、あれは精密機械の塊なんで、チップや液晶などハード面を供給してる国内メーカーも、収益の柱の一つを失うだろうね。</p>

<p>２０兆円もの巨大産業ってのは、一見それと関係なさそうな複数の産業がぶら下がって国内に利益を還元しているので、代替する産業（カジノとか）の成立とバーターじゃないと、簡単に衰退されちゃ困るんだよ。</p>

<p>パチンコの負の側面を強調するのは、誰でも簡単にできるのだけど、それを規制することの負の側面は、議論が足りない。</p>

<p><a href="http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110410-OYT1T00567.htm">http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110410-OYT1T00567.htm</a><br />
（2011年4月10日23時27分  読売新聞）<br />
＞我欲を抑えて、自分の生活をつましくしないと日本がもたない。日本人全体がスクラムを組みながら肩を組んでやろう</p>

<p>と団結を呼びかけながら、特定の産業や販売形態のみ名指しで攻撃するのは、そもそも矛盾してるしね。ま、都民じゃなければ、我欲を抑えるのは都民の問題であって、日本人全体とか何言ってんの？と思うかもしれないが。<br />
つか、自販機は震災時に無料開放する防災インフラとして有効なことが、今回証明されたはずなんだが．．．</p>

<p><br />
以前は、彼の言う「我欲」ってのは、「欲しがりません勝つまでは」なのかと思ったけど、実は、永遠に「欲しがるな」って話なんだろうと思えてきた。去年の都条例改悪と、根は一緒かもしれない。パチンコ規制なんて、彼の欲する無欲社会実現からすれば、小さな切っ掛けの一つに過ぎないのだろうね（＾＾；</p>

<p>そういえば選挙前に、副都知事がこんな話をしていた。<br />
<a href="http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110401/dms1104011624020-n1.htm">http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110401/dms1104011624020-n1.htm</a><br />
（2011.04.01　zakzak）→<a href="http://megalodon.jp/2011-0402-2343-06/www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110401/dms1104011624020-n1.htm">魚拓</a><br />
しきりに政府批判しながら、４０００万株の大株主の東京都が主導できることがあるのではないかという問いに、「それは、いま考えるべきことではない。未曾有の国難を迎え、国も地方自治体も国民も試されている。首都圏のすべての住民にとって、<font color="yellow">地域の共同性を再構築する機会</font>でもある。」と。</p>

<p>つまり、未曾有の国難は、地域の共同性を再構築するチャンスだから、大株主だけど放置してるわけだ。</p>

<p>震災後、都知事の発言も話題になったけど、その後も、震災を自らが都知事選に出馬する天命だと思ったと発言してたから、少なくとも震災をネガティブには捉えてなかった。</p>

<p>「地域の共同性を再構築」し、生きるのに必要のない「我欲」とやらを捨てる社会にする機会だから、震災を上手く利用して不作為で状況を悪化させたいというなら、都知事の数々の発言は矛盾せず、整合性がある。カルト宗教みたいだけど。</p>

<p>東電株価暴落で何百億円単位で大損失を出してる当事者たる東京都が、東電の取締役の責任追及に言及しないという不合理な行動にも、説明がつく。単なる選挙対策じゃなさそうだ。</p>

<p>以前は、東京都の東電の持株比率を増加させて、都民に対してもっと責任ある行動を取らせれば、都民ひいては国民の利益に適うのではないかと思っていたけど、彼が当選した以上は、そういう望みはないってことなのだろう。</p>

<p>ところで今回、高齢者の支持で彼が当選したのだけど、４０代以下の不投票率高すぎ。<br />
<a href="http://twitpic.com/4j9i91">http://twitpic.com/4j9i91</a><br />
今までからすれば、当選したとはいえ「過半数から選ばれなかった」という結果は大きいだけに、残念だ。高齢化社会の実害というのは、若者のマイノリティー化にあるのに、加えて投票しないというのは、高齢者のやりたい放題を受け入れるってことなのかな。<br />
みんな、高齢者に優しいね（苦笑）</p>

<p><br />
＞追記<br />
日本自動販売機工業会が反論してた。<br />
<a href="http://www.jvma.or.jp/information/peakcut.pdf">http://www.jvma.or.jp/information/peakcut.pdf</a><br />
読売の記事のせいか、無知な高齢者のせいか知らないけど、名指しでメディア使ってデマレベルの因縁つけられた業界は、風評被害を打ち消すのに大変だなぁ。本当に同情する。</p>

<p>ということで、自販機のところの計算、２４hで割ってるのはやっぱり単純すぎて、夏場の電力需要が上昇する時間帯は、エコベンダーのピークカット機能で、もっと極端に電力消費が抑えられるとのこと。</p>

<p>しかし、こんなに自販機の性能が発達してる国って、ある意味誇らしい。海外の自販機で痛い目にあわせられたことが多い身としては、尚更実感（＾＾；</p>

<p>＞追記２<br />
<a href="http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110416k0000m010055000c.html">http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110416k0000m010055000c.html</a><br />
（毎日新聞　2011年4月15日　19時18分（最終更新　4月15日　20時58分））<br />
「石原知事は「国難の中で生活様式を変える必要がある。戦争中も灯火管制で明かりが漏れたら周りから注意された」など戦時中の体験を引き合いに、パチンコや自動販売機の電力消費を「無駄」と改めてやり玉に挙げた。」</p>

<p>ははは．．．<br />
前に「計画停電を楽しもう」で<br />
<a href="http://maruko.to/2011/03/post-110.html">http://maruko.to/2011/03/post-110.html</a><br />
＞ネオンサインを統制したら、次は何？<br />
＞ネオンサインだけじゃ、済まないでしょ？<br />
と書いた通りだね。</p>

<p>そんなに戦時中が懐かしくて再現したいなんて、彼はどんな軍国少年だったのかな？<br />
「<a href="http://maruko.to/2011/03/post-112.html">そんなノスタル爺は要らない</a>」んだけど、多数派の高齢者が彼を選択した以上、東京はもう仕方ないね。</p>

<p>こういう、おかしなこと言う高齢者は、そりゃどこにでもいる。だから普通は、気にしない。うちの父親だって、死ぬ前は相当におかしかった。</p>

<p>でも、この場合、当選なんてしちゃったものだから、こんな醜態を世間に晒すことになった彼は、心から哀れだと思う。だって、彼がどんなマヌケな大嘘を言っても、それはもう権力者の発言であって、影響力があって、実現しちゃったりするわけで、老人の妄想じゃ済まない。</p>

<p>間違いなく、若いころの石原なら、今の石原老人を差別的な発言で罵ることに躊躇しないだろうにね（苦笑）</p>

<p><br />
ついでに、上記記事に、各業界からのピーク時の電力消費についての記述があったので触れておく。<br />
「業界によると、東京電力管内のパチンコ店のピーク時の消費電力は計８４万キロワット、清涼飲料水の自販機は計２６万キロワット」</p>

<p>ということで、単純計算より多かったど、それだけ、他の時間帯は極端に少なくなるということだ。自販機なら、ピークカット機能が作動するより前の時間帯がピークなのだろう。</p>

<p><br />
＞蛇足<br />
来月が某試験なので、しばらく更新が滞るかもしれません。<br />
が、そもそも、全然合格の気配がないので、今年は受験しない可能性も．．．<br />
せっかく仕事辞めたのに、何やってんだかという感じですが（涙）<br />
もう少し悩みますが、既に１回空振りしてるので、あと２回は慎重に球を選ぼうかと。<br />
箱根での<strike>引き篭り</strike>山篭り生活で、体が溶けてしまわないように気をつけます（自爆）</p>

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